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松枝小夜子 記念作品と御祝いメッセージ

松枝小夜子 作
久留米絣 着物
「花灯り」

松枝小夜子 作 久留米絣 絵羽 「爽風」

作品コメント
藍の命宿る絣、花灯りの鴨跖草色の灯の輪は、和を描き、普遍的に優しく照し続けることを祈っています。

松枝小夜子さんからの御祝いメッセージ


この度は、『銀座もとじ』泉二弘明様の会長ご就任と共に、ご子息の啓太様の社長ご就任の由、重ねてのお慶びに謹んでお祝い申し上げます。
「銀座もとじ」様、ご家族様、社員の皆様の篤い信頼のもとに培われた社風に加えて、工芸美術評論家の先生方、人間国宝の先生、作家の皆様、これまでお支えくださいましたお客様との出会いが生まれる店舗はいつも温かい和の交流と集いの場となっています。
作り手の私どもは、出会えた皆様の期待にお応えできる作品つくりにも励まされるものであります。工藝の素晴らしさは人と人の繋がりにあると強く感じます。
そして、意欲的に、志高い自己表現に、励んでまいりたいと願い、制作に向き合う時を戴いたことに心より感謝申し上げます。
「銀座もとじ」の歴史に新たな一歩を踏み出されます啓太様は、優れた人格と才能をお持ちで、明るくご熱心なご気質は、お客様への細やかなお気配りと行き届いた対応の社員の皆様とのチームワークの信頼の中で、一層のご才腕を発揮されますことと存じます。
ご繁栄とご多幸、ご躍進のほどを心より念じ申し上げます。
ご昇進の喜びを皆様と共に分かち合い、心よりお祝いを申し上げます。      
  
松枝小夜子、松枝崇弘

松枝小夜子さんのご紹介

松枝家の伝統を受け継ぎながら
凛としなやかな、現代に息づく久留米絣。

久留米絣 松枝小夜子さん

150年間にわたって絵絣の技を継承する久留米絣の名家・松枝家の5代目当主であった故・松枝哲哉さんの奥様で、現在ご子息とともに「藍生庵」を構え様々な場で活躍されています。 1956年、熊本市生まれ。重要無形文化財「紬縞織・絣織」保持者(岐阜県)の宗廣力三氏の作品に出合い染織の道に進むことを決意。1979年には宗廣力三氏が主催する郡上工芸研究所に入り2年ほど修行されます。その後1985年の哲哉さんとの結婚を機に久留米絣に携わり、1988年には日本伝統工芸展初入選を果たされ、1997年に日本工芸会正会員認定。 藍と白のコントラストと繊細な階調を駆使して表現される、空間性あふれる世界観。時には絣の曲線を端正に織り出し、凛としなやかな、現代に息づく久留米絣を手がけられています。

東京友禅 生駒暉夫さん
写真左から店主・泉二啓太、ご子息の松枝崇弘さん、松枝小夜子さん、会長・泉二。

2012年 第46回日本伝統工芸染織展 絣織着物「春風花」日本経済新聞社賞
2015年 第49回日本伝統工芸染織展 久留米絣着物「水鏡」奨励賞・山陽新聞社賞
2019年 第53回日本伝統工芸染織展 久留米絣着物「星明」三越伊勢丹賞
2021年 重要無形文化財久留米絣技術保持者認定(手織り、手括り)
2021年 第55回西部伝統工芸展 久留米絣着物「露の波」朝日新聞社大賞
2021年 第76回福岡県美術展覧会2021 久留米絣着物 朝日新聞社賞
2022年 福岡県美術協会会員認定
2022年 第56回日本伝統工芸染織展 久留米絣着物「花輪」日本経済新聞社賞

銀座もとじ和織 2013年、2016年、2022年個展開催
2020年40周年記念展出品
重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員
(公社)日本工芸会正会員

松枝小夜子さんの他の作品・詳しい情報

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和織物語「松枝家の久留米絣 - 継承と展開」

2016年の個展に際し、多摩美術大学教授・外舘和子さんに取材執筆いただいた和織物語「松枝家の久留米絣 - 継承と展開」を公開しています。

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社長就任記念展 希‐のぞみ

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