プラチナボーイ作品を着ているスタッフの声と想いをご紹介いたします
プラチナボーイとは
2007年に誕生した世界初のオスだけの新蚕品種。それまでの蚕品種に比べ、細く、長く、強く、光沢があることが特長。生産体制のしくみ作りや技術の革新性、品質の優良性などが評価され2015年に提携グループとして「農林水産大臣賞」「日本農林漁業振興会会長賞」を受賞。
プラチナボーイの作品をすでに愛用中のスタッフより、出会いから感想までをご紹介いたします。
文化企画デザイン室 續
この度、プラチナボーイは20周年を迎えさせていただきました。 入社当時、弊社会長が純国産の新蚕品種プロジェクト立ち上げのため、幾度も会議へ足を運ばれていたことを思い出します。私たちにとっても初めての挑戦。関わってくださる方々にとりましても、未知への一歩でございました。その道のエキスパートである養蚕農家の皆様、染め・織り・繍いの作り手の方々、そしてお客様。皆々様の熱意と応援に支えられ、育てていただいた20年でございます。心より御礼申し上げます。
私が愛用しておりますのは、江戸小紋師 藍田正雄先生に別注にて染めていただいた「三十一本毛万譜立割」。
人間国宝が彫られた精緻な型は、小紋師の力量を見定める、これは先生から直接伺った言葉です。その極小の美を、寸分の狂いなく糊置きし、地染め、地直しを経て染め上げる。まさに気の遠くなるような手仕事でございます。そして、その土台となる白生地にもまた、重要な役割がございます。
壺糊縮緬の誕生の秘話、藍染作家の方より、「藍が染まりやすいよう、ふのりを用いた白生地が望ましい」とご助言をいただきました。探し求め、織り上げるまでに要した歳月は2年。 その壺糊縮緬が、結果として江戸小紋の型付けにも相性が良いことが分かりました。何が功を成すか、ものづくりとは実に不思議なものです。
袖を通すたび、ものづくりのリレーに関わってくださった方々の面影がよみがえります。 お声が聞こえるようで、熱意と愛情に支えられて今に至ることを、あらためて実感いたします。
今回は染・織・繍、49名。人間国宝の先生方から新進気鋭の作り手まで、同じ素材、そして「源」というテーマのもと制作に取り組んでいただきました。企画担当として感じますのは、作り手の沈黙、言葉数の少なさこそが、尋常でない集中の証であるということ。 完成した作品を前に、感謝の念しかございません。 総数約70点。
創造力と五感、そして卓越した手技によって生み出された渾身の作品群。
直感で一目惚れする一作との出逢いが生まれますことを、心より願っております。

和織・和染スタッフ 野田
私が持っているのは益田勇吉さん大島紬、塩瀬帯、結城紬。 特に大島は、白に近いクリーム色の地色に緑の蚊絣の色が美しく、一目惚れでした。(結城は義母から譲り受けました)
着心地は、柔らかいのにしっかりしています。体に馴染んでくれるので、着やすいです。結城紬は洗い張りしていますが、それでもコシがあるように感じます。
帯については、摩擦に強いように思います。塩瀬ですが、しっかりしているので、ヨレヨレにならずに締めやすいです。
着るものは素材がとても大切だと思っています。特に年齢を重ねた時に、素材が良くないと、着姿がとても安っぽく感じてしまうことがあります。20代、30代では感じなかったことを、感じます。素材が着姿を助けてくれる、素材をとても大事だと思って着ていることをメッセージとしてお伝えしたいです。
良いものを持つことが、結局は少し高価でもいい買い物になると思います。

一級和裁技能士 鹿又
益田勇吉さんの作る大島紬の色に惹かれて購入しました。益田さんのお品は大島紬のなかでも肌触りや風合いが柔らかく、また裾捌きも良いので着やすいと感じています。これから先もプラチナボーイが10年、20年と続いていけるよう、養蚕農家さんや作家さんとは二人三脚で手を取り合って、切磋琢磨していける関係性でいたいですね。世界を探しても、ここ銀座もとじにしかない唯一無二の着物。プラチナボーイをこれから仕立てられる方には、着ると気分が上がる一枚になって欲しいです。

WEBスタッフ 伊崎
私が出会ったのは益田勇吉さん大島紬。40周年記念展作品で、やはりいつもより作家さんの熱をさらに感じ、一目ぼれしました。
とにかく滑らかさが違う、しっとり気持ち良い、肌心地が良い。作り手も制作に熱が入りデザインが他にないので、褒められ着物です。
作り手の顔がわかると、さらに愛おしく感じ、愛着が増します。養蚕農家さんからお客様までの一体感を、関わる皆で感じて、ものづくりを皆で楽しみたいと考えます。
作家の物語だけでなく、蚕からの物語を纏えるのはプラチナボーイだけ。銀座もとじでしか手に入らない多幸感のある着物です。
WEBスタッフ 柿沼
子供の小学校入学式の時に、ずっと欲しかったプラチナボーイの色無地を誂えました。
顔映りの良い明るい色にしたこともあり、絹糸が輝くとはこういうことかと、上質な素材を全身に纏う贅沢さ、柄は無くとも訪問着にも負けない華やぎを体感しました。
しなやかな張りがあるので、座った後に立ち上がるとストンと生地が落ち、シワになりにくいのも嬉しいポイントです。
そろそろ落ち着いた色に染め替えようかと検討中。
素材の丈夫さへの信頼があるので、大切にしながら生涯楽しみたいと思います。
広報スタッフ M
先日初釜で始めてPBを着用させていただきました。
着付けをしている時点ですでに思ったのですが、生地のなめさかさ、裾捌きの良さが他の着物と格段に違います。絹の品質が良いってこういうことか!!と身を持って体感しました。 軽いので1日中着ていても肩が凝らないし、茶室内での立ち座りも楽。2~3時間正座をする茶会・茶事では膝裏にシワが付きやすいのですが、それも目立たず、たとえ付いたとしてもアイロンをかければすぐ戻りました。(糸の復元力の高さ!)
特に色無地や江戸小紋をよく着る茶人に非常にオススメ。糸が強いから、水屋など裏方仕事でたくさん動く場面でも安心感があります。これから作る着物、全てプラチナボーイで作りたいと思うくらいでした。

実際にお召しいただいているお客様のお声も今後ご紹介予定でございます

染・織・繍、49名の作家と各産地の方々が、プラチナボーイを素材として、「源」をテーマに、総数約70点の渾身の作品を創り上げました。この20年、私たちは全国各地のものづくりのトップランナーの方々とチームを組み、対話を重ねながら歩んでまいりました。身に纏う人が自分らしい美意識を表現し、確かな自信を与えてくれる――そんな最愛の一枚をお客様にお召しいただけることを願い、走り続けてきた年月です。現代に受け継がれる至高の技の美を、最良の素材を通して、あなたの五感へと語りかけます。洗練された現代の優美さとゆたかさ。
あなたの魅力を、よりいっそう輝かせる一枚に出会ってください。
プラチナボーイ20周年記念展「源」
会期:2026年3月13日(金)~3月22日(日)
場所:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ
ぎゃらりートーク
①「お蚕さん―繭からのものづくり」
日 時:3月14日(土)10:00~11:00【受付中】
登壇者:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
碓氷製糸株式会社 代表取締役社長 安藤俊幸氏
一般社団法人富岡シルク推進機構
専務理事兼事務局長 長谷川直純氏
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
②「纏う喜びをお客様へ」
日 時:3月22日(日)10:00~11:00【受付中】
登壇者:髙橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)
荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)
平山八重子氏(紬織)、大髙美由紀氏(紬織)
柳晋哉氏(紬織)
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
名古屋帯
袋帯
紬・綿・自然布
小紋・江戸小紋
訪問着・付下げ・色無地ほか
浴衣・半巾帯
羽織・コート
肌着
小物
履物
書籍
長襦袢
小物
帯
お召
小紋・江戸小紋
紬・綿・自然布
袴
長襦袢
浴衣
羽織・コート
額裏
肌着
履物
紋付
書籍