銀座もとじ 男のきものシーズナルコレクション 2020春夏―東京五彩―
日本の最大人口の都市である「東京」。
ビルや建造物同様、私たちもその景観をつくり、動かす一部である。
一人一人が選択する装い、言葉、思考などあらゆることが、
最小単位のピクセルのひとつとして、
東京の色彩を構成する要素だと考える。
入り交じる人、物、情報。
あらゆるものを吸収し、融合しながら新たなエネルギーを放出し、
目まぐるしい流れの中で呼吸し続ける“今の東京”。
そこから連想した色彩<藍・柳・茜・常盤・鼠>を「東京五彩」として、
着物、浴衣、角帯など総数60点余りに表現。
溢れる選択肢の中から、選ぶ一人一人の装いが
新たな東京の色彩を形成していく。
《YouTube公開中》明石縮ができるまで
一枚の着物が作られるまでの、糸からはじまる手仕事の物語。明日25日(土)の発売を前に、コレクションのものづくりの背景を動画でお伝えします。
2020春夏 ルックブック
矢後 直規(Naonori YAGO)氏
アートディレクター / グラフィックデザイナー
≪ プロフィール ≫
1986年、静岡県生まれ。株式会社SIX。主な仕事は、日本航空系LCC・ZIPAIRのロゴ、シンボル、機体デザイン、制服のディレクションなどのブランド開発。Roppongi Hills Fashion、Laforet HARAJUKUなどのビジュアルデザイン。矢野顕子などCDジャケット、篠山紀信など写真家のブックデザイン。
2016年ドイツデザイン誌novum、2018年中国デザイン誌 Package and Design Magazine、2020年COMMERCIAL PHOTOで特集され、2020年2月にラフォーレミュージアムにて初大規模個展「婆娑羅」を開催。青幻舎から初作品集「婆娑羅」が出版される。
Instagram @yagonaonori
矢後直規さんは先日(2/22~3/8)まで ラフォーレミュージアム原宿にて「矢後直規展『婆娑羅』」を開催。下記リンクからはこれまでに手掛けられた男のきものオリジナルコレクションのDMビジュアルもご覧いただけます。
フォトグラファー
1979 年大阪府生まれ。2003 年日本大学芸術学部写真学科卒業後、流行通信社に勤務。
2006 年よりフリーランスフォトグラファーになる。 写真の原理に基づき概念を構築し、ユニークな技法で常に新しい試みを行う濱田祐史。「『見る』とはどういうこと なのか、
『見えない』とはどういうことなのか」という問いかけから生まれたその先にあるものを対象に制作をしている。
近年の作品発表は東京の PGI での『R G B』『C/M/Y』、ミュンヘンの GALLERIE f5.6 での『photograph』『Primal Mountain』 をはじめ 2014 年にはスイスのヴェヴェイのフォトフェスティバル” Images” での展示、2015 年にはフランスの エクスアンプロヴァンスフォトフェスティバル、ニューヨークのコンデナスト ギャラリーでの展示などほか多数。
2014 年には写真集「photograph」が Paris Photo/Aperture の first photobook award 2014 にノミネートされるなど、 東京を拠点に活動し国内外で作品発表をしている。2019年11月28日から東京都写真美術館「日本の新進作家展」に出展、12月10日からPGI 「 K 」展が始まる予定。