型絵染作家・澤田麻衣子さんに聞く~ものづくりの心に迫る5つの質問~

型絵染作家・澤田麻衣子さんに聞く~ものづくりの心に迫る5つの質問~

作品作りで大切にされていることは何ですか?

余白を残すことで、お召しいただいたときに帯だけが目立つことなく、全体のバランスが美しくなるような作品を心がけています。また季節の色彩を感じていただけるような配色をするようにしています。

澤田麻衣子さん工房 型絵染

作品制作でいちばん楽しい工程は?

独立前は染色の工程が好きでしたが、今は「型彫り」の時間が楽しいです。
独立して1ヶ月で新しい型を3枚制作、その後も合わせると結局10柄くらいになるでしょうか。

いちばん大切な「道具」を教えてください

キリ彫りの刀です。
道具を作る職人さんがいない為、使いやすい道具はどんどん少なくなります。彩色用の刷毛も同様です。

澤田麻衣子さん工房 制作の道具

プラチナボーイで制作した感想は?

いい生地は、心配を取り除いて、こちらのすべて引き受けてくれる感覚があります。
プラチナボーイの白さと光沢を生かして、綺麗な色、透明感のある色に仕上げたいと思いました。

澤田麻衣子さん プラチナボーイ作品 

お召しになる方へのメッセージをお願いします

お着物をお召しくださりありがとうございます。
工房に勤めていた頃、実際に着てくださる方々は遠い存在でした。
自分も着るようになって外出してみると、自分が想像していた以上に着物を愛してくださる方々がいらっしゃったのです。
「この皆様のために染めたい」自分の道を決めた瞬間でした。
四季の美しさ、彩りのハーモニー、皆様に楽しんでお召しいただけるよう、これからも精一杯精進して染めて参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。