山岸幸一さんの工房見学〜紅花餅作りの季節です〜

草木染織作家・山岸幸一さん。
最上川の上流、山形県米沢市赤崩にある工房は、今、
『紅花餅』作りの季節です。

『紅花餅』は紅花染めの原料となるもの。 毎年この時期に作って、冷蔵庫や乾燥したところで保管しておきます。 なんと『紅花餅』は保存が良ければ何百年も持つそうです。
その作り方を習ってきたのでご紹介します。
紅花餅

紅花餅の作り方

紅花摘み AM5:00〜7:00 朝露で濡れてトゲが 柔らかい時に
紅花摘み
AM5:00〜7:00
朝露で濡れてトゲが
柔らかい時に
中の白い花弁まで 採らないと 赤色素が出ません
中の白い花弁まで
採らないと
赤色素が出ません
この日は 4人/2時間で 1.3kg採れました!
この日は
4人/2時間で
1.3kg採れました!
まだ黄色です
まだ黄色です
花洗い 最上川の清らかな 源流で洗います
花洗い
最上川の清らかな
源流で洗います
花踏み 桶で足踏みします ここまででAM8:30
花踏み
桶で足踏みします
ここまででAM8:30

AM8:30〜PM3:00
ゴザの上にまんべんなくひろげます。

花蒸し
花蒸し
ここから午後までは、紅花を発酵していく作業です。
水を口に含んで霧のように紅花に吹き付けて発酵を進めます。
→これで真っ赤になります。
PM3:00 こんなに真っ赤に!
PM3:00
こんなに真っ赤に!
紅花餅つき 臼と杵でつく
紅花餅つき
臼と杵でつく
トントンまんべんなく ついていきます
トントンまんべんなく
ついていきます
しっとりと粘りが でてきたらOK
しっとりと粘りが
でてきたらOK
巨峰くらいの大きさを 手に取って
巨峰くらいの大きさを
手に取って
水分をぎゅっと 絞り出す
水分をぎゅっと
絞り出す
手の平で煎餅状にする
手の平で煎餅状にする
紅花餅
紅花餅完成!
今回はこのザル2枚分 約80個出来ました PM4:00
今回はこのザル2枚分
約80個出来ました
PM4:00

おまけ

これ、何かわかりますか? 『“白い”紅花 』なんです。突然変異で出来て、今、山岸さんが少しずつ増やしながら育ているところなのだそう。 「まだ染めたことはないけれど、たぶんグレーや薄黄色になるだろうなぁ」と山岸さん。 自然が生み出す新しい色に胸を膨らませていました。
“白い”紅花
“白い”紅花