産地紀行~第二弾「天然の蚕」~

日本全国より、折々の産地情報をお送りする「産地紀行」。第二弾は、天蚕の産地、長野県よりお届けいたします。

7月某日、店主・泉二が長野県の天蚕糸の産地にお邪魔いたしました。

天蚕とは自然の山野で「クヌギ」「ナラ」等の葉を食べて育つ野性の蚕です。屋外での生育となりますので、鳥などの外敵に狙われる危険性が高く、飼育がとても難しいものです。

天蚕の繭
天蚕の繭

外敵から守るため飼育場にはネットが張られ、大切に育てられています。それでも、生産数は絶対的に少なく、その繭から紡がれる糸は非常に希少価値の高いものとなります。そんな自然の中で育まれた天蚕の糸「天蚕糸」は、しなやかで、織り上げられたときにうっとりするような艶を放ちます。

この貴重な天蚕糸を、経糸・緯糸ともに使い織り上げたら、いったいどんなに美しい織物となるのでしょうか。いま、銀座もとじは、この贅沢な経緯天蚕糸の織物を実現するべく、天蚕を育てていただいております。その艶めいた織物が、銀座もとじに届いたその時には、すぐにこのウェブサイトでご案内申し上げます。どうぞお楽しみに。