「越後上布」の里を訪ねて – 第3回:地機見学

『越後上布』の里を訪ねて

2006年3月6日(月)〜7日(火)の2日間、店主の泉二が越後上布の里を訪ねました。その模様を4回に分けてご紹介します。今回は第3回目です。

第3回:地機見学

地機の見学です。

地機を織る様子

苧麻は乾燥すると切れやすいため、傍らに水を置きながら暖房も入れずに織ります。機の上に電球がついていましたが、この熱すら苧麻糸には大敵。織り進むうちにブチっと糸が切れます。そのたびに細い糸の先を探し、つなぎ織り進めていきます。

左足に機の輪をかけ、この輪を自分の足で引っ張りながら綜絖を上げ下げして織り進みます。なんとも普段の生活に比べると、不自然な動きで私達ではあっという間に腰が痛くなって「辞めた!」と叫びそうな状態。

地機は高機と違って操作が難しいのと、装着が大変なので機を織り始めるとなかなか他の用事で立つ事は難しくなります。

河野初美さんは高機から地機に移り、現在「越後上布」の織り手として活躍しています。

筬を打ち込む