「越後上布」の里を訪ねて – 第2回:越後上布とは

『越後上布』の里を訪ねて

2006年3月6日(月)〜7日(火)の2日間、店主の泉二が越後上布の里を訪ねました。その模様を4回に分けてご紹介します。今回は第2回目です。

第2回:雪晒しは圧巻

まずは、雪晒しをみるべく六日町唯一の晒し担当の家を訪ねました。

雪の積もった畑へ

着いた6日の午前中はありがたいことに晴天。私達の到着を待って家の方が上布を持って家の前の畑に出て行きます。

越後上布を一斉に敷きます

そこは足跡も無い一面の雪。そこに織りあがった越後上布や里帰りした越後上布を一斉に持ち出し広げて行きます。

雪に足跡や段差がついているときれいに晒すことが出来ないため、二人一組で反物の両端を持ち布を傷つけないように注意しながら、雪の平原に広げて行きます。手を離したら反物はさらっと雪面に飛んでしまいます。取りに雪の中に踏み込むと足跡がついてしまってその場所には晒せなくなるため2反ずつを二人一組で持ち注意深く途中がねじれたりめくれたりしないように注意しながら広げます。

また一度反物を広げたところは、雪に跡がつくので二度目は広げられません。予想以上に注意が必要な作業でした。

雪晒しをした越後上布

すべて広げ終わると本当に圧巻。なんとも言えない綺麗な風景でした。

藁靴を履いて雪原へ

さて、「昔ながらの様相で雪晒しをしてみましょう」との提案を受けて、泉二は蓑に藁靴を履いて雪原へ。慣れない藁靴でよろよろしながら雪原へ行き、お手伝い。

越後上布を雪中に晒す

が、上手く広げられず直ぐにリタイアしていました。

最後に広げられた反物の端をちょっと触って「ひゃ!!冷たい!!」と大騒ぎ。雪中に晒された上布は、凍えそうな冷たさで広がり、傍らの泉二は冷たさの余り縮まっていました。

雪中に晒された上布と店主・泉二