グラフィック・アーティスト「Kanta Desroches(カンタ・デロシュ)」とのダブルネームにより、“銀座の今”を表現したオリジナル長襦袢「Réflexions de Ginza(レフレクション・ドゥ・ギンザ)」を制作しました。
※10月1日(火)販売開始
※銀座をイメージした5配色展開
※各色数点ずつの限定数制作
>>オリジナル長襦袢 「Réflexions de Ginza」5配色はこちら
■色名:フィルム・ノワール
1930年代のモノクロ映画で観られるような世界観。昼間の喧騒とは打って変わって、人気のない静寂な夜の銀座を表現した配色です。物語が始まる前の舞台のような、みるものを吸い込むダークな色彩は、私たちの想像力 を無限に掻き立てます。
<作品テーマ「Réflexions」とは?>
タイトルの「Réflexions」はフランス語で「思いを巡らす」という 「精神」を表すことばで、同時に「光の反射や音の共鳴」という「物質」を指すことばでもあります。 銀座の街の豊かな「歴史的記憶」と視覚を通して感じる「物質」としての銀座の2つの側面に焦点 を当てたタイトルです。
銀座は時代に沿って様々に変化し、再構築を繰り 返してきました。受動的な街ではなく、私たちの思考を刺激し、様々な行動に駆り立てる能動的な街、銀座。今回、銀座にそびえ建つ様々な建築物を重ね合わせ、まるで動き出すかのように、生きた街としての”今の銀座”をグラフィックで表現しました。
<制作の背景について>
銀座に店舗を構えているからこそ、銀座にちなんだものづくりとして、今まで銀座の古地図など古典的な柄の長襦袢をオリジナルで制作してまいりましたが、今回は視点を変えて「今の銀座」を表現する作品に挑戦。
銀座は伝統を大切にしながらも、柔軟に新しい文化を取り入れ、常にアップデートしながら進化し続ける街です。そんな「今の銀座」をグラフィカルに表現した新しい長襦袢を新たに発表しました。
※カンタ・デロシュさんとのダブルネームでのものづくりは、2020年、銀座もとじ創業40周年を記念したオリジナル風呂敷「繋がり」に続き2作目となります。
今回の制作についてはぜひこちらをご覧ください
>>【対談】カンタ・デロシュ×泉二啓太 ― オリジナル長襦袢「Réflexions de Ginza」 が生まれるまで
Kanta Desroches(カンタ・デロシュ)さんについて
グラフィック アーティスト。大胆なグラフィックで詞的な世界を描き、視覚を超えて、観るものの感覚を刺激する作品を制作。視覚詩や日本美術に影響を受け、パリと東京を拠点に活動する。フランス×日本を体現した新鮮な表現で時代を切り取り、モダンな手法で暖かみのあるヴィジュアルを描き出す。2010年グラフィックデザインスタジオ「LSD Studio」を設立。Steidl、Vogue、Elle、Figaroなど多くの出版物へ作品を提供し、ポンピドゥー・センターのグラフィックも手がける。
【カンタ・デロシュ×銀座もとじ】オリジナル風呂敷『繋がり』
【2020年対談】カンタ・デロシュ × 泉二啓太《前編》
【2020年対談】カンタ・デロシュ × 泉二啓太《後編》