《男のきもの シーズナルコレクション》2022年春夏「交差」
発売開始:2022年4月29日(金・祝)~
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2022年春夏のテーマは「交差」
価値観の大きな転換期となった明治から大正時代。
1911年、銀座にはカフェーの開店が相次ぎ、
流行の先端を行く人々が集い刺激しあい、
日々新しいカルチャーが生まれていたという。
名だたる文化人が通った「カフェー・プランタン」
伝説のバーテンダーがいた「カフェー・ライオン」
ブラジル珈琲を広めた「カフェー・パウリスタ」
常連の画家が壁に描いたドローイングや
流行した色彩豊かなカクテル等
当時のカフェー文化から着想を得て着物や帯に表現。
心も装いも開放的になる季節に、
スパイスの利いた新鮮な着こなしをご提案します。
《男のきもの シーズナルコレクション》2022年春夏
【山﨑広樹】染角帯「半円天井」
【作家コメント】
19世紀末のパリで芸術家や文人が集う文芸キャバレーの建築をモチーフに、アーチ状の建物の中で賑わう光の重なりをイメージしました。夜に、新たな文化を生み出す人々がまじわり、絵を飾り語り合う賑わいや、その高まりが世界へと広がっていくイメージを表現したいと思い制作しました。
ヤシャブシとインドアカネを板締の技法で、大小2種類の円の板をずらしながら重ね染めしました。
生地はシャリ感のある赤城紬です。
単衣~盛夏に長くお楽しみいただけます。
【染色工程】
板締め(小さい円)➡ヤシャブシアルミ媒染➡板締め(小さい円)➡インド茜アルミ媒染➡ 板締め(一回り大きい円)➡インド茜鉄媒染➡洗い蒸し仕上げ