【銀座もとじ 男のきもの オリジナルコレクション】にて制作しました
和装・洋装共に、産地の衰退は深刻な問題。
1896年、日本で初めてコーデュロイが織られた静岡県西部の遠州地方でも、培われた技術を絶やさぬ様、若手のデザイナーが奮起し、熟練した職人技に若手の感性を吹き込みながら、新たなテキスタイルの開発に挑戦しています。
そして、出来上ったのが”進化系コーデュロイ”「BECCO」です。
現在「BECCO」は新たなテキスタイルとして、国内外のファッション業界から注目されています。
産地を応援するべく、和装洋装の枠を越え、
今回、銀座もとじより“角帯”としてご提案します。
こちらは鹿の子絞りのような市松が織りなされたデザイン。
定番のストライプとは異なり、世界発となる、これまでに無い幾何学的なデザインが魅力。
またコーデュロイは糸が抜けやすい印象がありますが「BECCO」の生地は糸が抜けにくく、擦れにも比較的強い生地となっています。綿100%素材です。
ふっくらとしたコーデュロイのぬくもりがアクセントとなり、和洋を越えた装いを楽しめる一品。
ひんやりとした風が吹き抜ける秋冬の街角へ、
寒い季節ならではの素材感を楽しむ大人のお洒落はいかがでしょうか。