1つ1つこだわりを感じさせる和装小物
ジュエリデザイナーならではの洗練されたセンスを
和装のアクセントに取り入れて
■「源氏物語シリーズ⑤光源氏」
『源氏物語』の作者・紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。
銀座もとじでは、雅な装いの文化が花開いた平安時代や『源氏物語』の世界観をより楽しんでいただけるマンスリーコラムを展開。
併せて各月ごとに、源氏物語の登場人物にちなんだ和装小物を限定販売いたします。
この『源氏物語』シリーズは、作品内の全12人の主要人物を一人ずつピックアップし各月ごとに展開。また各人物のエピソードにまつわる“愛の和歌”を同封した特別な仕上がりを叶えているのが特徴です。
>>源氏物語シリーズ 作品一覧
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「源氏物語シリーズ」第5弾となる今回は、「光源氏」をイメージ。生涯を通じた細やかな逢瀬のかずかずを、牛車の片輪車に象徴させました。平安の雅をまとった「波に片輪車」文様がテーマとして「羽織紐」と「かんざし」の2アイテムを制作しました。
これらの『源氏物語』シリーズの制作は、全てジュエリーデザイナー・角元弥子さんが手がける「ATENARI(アテナリ)」に依頼。平安時代に花開いた「蒔絵技法」や天然素材を用いて「品のある=あて(貴)なる」美しい和装小物を制作する同ブランドが、『源氏物語』の世界観を繊細に表現します。
【ATENARI】の和装小物は、銀座もとじのみでのご紹介です
《作家コメント》
(女性もの)羽織紐「光廻る」(メープルに漆塗、金蒔絵)
平安期に流行した、牛車の車輪模様をモダンにアレンジしたデザインです。 ハープなど楽器にも使われる滑らかなメープル材を主材に純金と赤い漆を使い、伝統的な蒔絵技法で作られています。 日本で蒔絵技法の基本ができあがったのが平安期といわれ、現在日本最古とされている縄文期の漆製品は高度な技術で作られた赤い漆です。 数千年の文化継承を軽やかに、現代の装いで愉しむ羽織紐です。
「ATENARI」について
「ATENARI(アテナリ)」は、ジュエリーデザイナー・角元弥子さんが手がけられるブランドです。
日本の伝統技術である蒔絵の技法を天然石やパール、木地といった自然素材にほどこして、帯留め、かんざし、羽織紐などを制作されています(和装小物は銀座もとじのみでのお取り扱いです)。
「あてなり」とは、日本の古語で「品のある美しさ」を表す言葉。パリで出会った日本の古い装身具の、蒔絵の表現力に強く惹かれたことをきっかけに蒔絵を学ばれ、「現代の女性のスタイルに合う、蒔絵の装身具を作りたい」という思いで2007年にATENARIをスタートされました。
ひとつひとつ表情の異なる天然素材と対話しながら丁寧にデザインされ作られる作品は、季節の小物展を中心にご紹介しています。
【作家産地】「ATENARI」