重要無形文化財「越後上布」の八寸帯に、紅型の人間国宝 玉那覇有公さんが染め上げた、大変希少な、夏の贅沢な逸品です。
越後上布は、日本を代表する上布として「東の越後、西の宮古」とも呼ばれます。歴史は古く、1200年前から織られている日本最古の織物です。
横段にあしらわれた紅型らしい多彩な装飾文様。風格が漂う見ごたえのある意匠です。 越後上布の野趣味あふれる風合いも味わい深く、素材感の豊かさと伝統の華やぎが唯一無二の夏姿を演出いたします。
上等な上布、自然布、夏紬の着物にご堪能ください。
【作家産地】「越後上布」について
玉那覇有公さんについて
玉那覇有公(たまなは ゆうこう)さんは1936年、沖縄県石垣市に生まれました。琉球紅型宗家・城間家14代である城間栄喜さんに師事し、琉球紅型の第一人者となられ、1996年 重要無形文化財「紅型」の保持者(人間国宝)に認定されました。
玉那覇有公さんについてはぜひこちらもお読みになってくださいませ。城間栄喜さんの長女である奥様との運命的な出会い、それから始まった紅型の世界、人間国宝になるまでの奥様との二人三脚のものづくり人生を取材させていただきました。
【作家産地】「玉那覇有公」について
【和織物語】玉那覇有公さんの物語はこちらから