■「極上の上布と自然布」
着物好きの方なら一生に一度は袖を通したいと思う上布の逸品や自然布。
銀座もとじでは「見て触れて纏うことのできる美術館」のように、大変豊富にご紹介しています。
今、日本の上布を、日本で一番ご覧いただける店だと自負しています。
お好みのデザインを複数の中から「選べる」というのは、上布においては実は大変貴重です。
ぜひ最上級の夏の装いをご堪能ください。
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沖縄・石垣島に伝わる伝統織物「八重山上布」。
島内で苧麻を育て糸を績み、染料の植物を採取し染め織り、美しい海に浮かべ「海晒し」により仕上げる、豊かな島の自然を織りだした清涼感あふれる極上の麻織物です。
八重山上布つきましてはぜひこちらをお読みください。
著者:田中敦子(工芸ライター)
【和織物語】「御絵図から始まる八重山上布の未来図」(2025年)
こちらは「石垣島サンセット」と作品名が付けられています。
おだやかな生成り地に、紅や藍、黄が溶け込む斜めのストライプは、サンセットで暖かに明るく照らされた空や海を表現しているかのよう。幾何学のシャープな構成を、あたたかみある彩りで包み、なんともいえないぬくもりあふれる洒落感が演出されています。
前帯は締める方向によって二つの表情が楽しめるのも魅力です。
草木染料には、茜、藍、クバディーサーが使用されています。
自然布の帯の中でも、洗練されたモダンな帯姿を楽しめる作品です。
夏の極上の上布や麻着物、夏紬に、自然布ならではの贅をご堪能ください。