東京友禅作家 生駒暉夫さんの趣味性豊かな九寸帯作品です。
「馬」は前進・行動力・成功・勝負運、飛躍、の象徴として世界中で愛されてきました。9頭の馬が駆ける姿は「馬九行久(うまくいく)」という縁起の良い当て字からで、「万事上手くいく」「何事も上手くいく」とされ、勝負運・金運・出世運・家庭運・愛情運・健康運・商売繁盛・豊漁豊作・受験合格の9つの運気を表し、幸福や成功を願う縁起物とされています。
アイボリーグレーおびたようなおだやかな薄緑地に描かれた9頭の馬たち。輪郭の墨色に強弱が付けられ、メリハリが躍動感のある画面を伝えています。
そして凛々しい馬たちの表情をご覧ください。
生駒暉夫さんの動物柄はお顔立ちの良さも魅力です。
江戸小紋や小紋、紬に合わせて。
観劇や会食へ。
決起集会やお祝い会など始まりの日にもおすすめです。
生駒暉夫さんにつきましてはぜひこちらをお読みください。
著者:外舘和子(多摩美術大学教授)
>>【和織物語】「自然のダイナミズムを示す構図と空間-生駒暉夫の友禅」
生駒暉夫さんについて
東京友禅作家 生駒暉夫さんは、長野県佐久市の緑あふれる豊かな森と悠然な大地で18歳までを過ごしました。伝統を踏まえつつも動きのある大胆な構図、豊かな色彩表現が持ち味の「東京友禅らしい品格のある都会的な感覚」を大切にした職人の粋。夕暮れ時まで野山で虫を追いかけ、山脈の峰を眺めながら山道を歩いた幼少期。朝もやに包まれる幻想的な瞬間、雪が全てを白に包み込んだ銀世界の美しさ、自然の荘厳そして四季をめぐる風情。そこで育まれた感性が、あたたかな視点で、時に微笑あふれるユニークなモチーフで作品に表現されています。
【作家産地】「生駒暉夫」ご紹介