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銀座もとじ

商品詳細

概要

師・藍田正雄さんが大切にされていた『板引き杢』
一瞬の型染の気迫を映したような職人の集中力が伝わる工芸品

【1月催事】「江戸小紋展 ―武家の裃から発展した男の粋―」
会期:2022年1月28日(金)~30日(日)

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日本工芸会正会員 江戸小紋師・藍田愛郎さんの、大変珍しい江戸小紋の九寸帯です。

こちらは師・藍田正雄さんが大変大切にされていた『板引き杢』という技法を用いて染められた作品です。

師・藍田正雄さんは、一度、本気で工房を畳もうとされたことがあります。時代の中、食べていけず決心されましたが、どうしても手放せない一反があり抱えて寝た、そして翌日、最後の希望を掛けて工房のある高崎から日本橋、浜町、人形町と抱えて走った一反、それが『板引き杢』でした。

※藍田正雄さんの最後の希望を掛けて走った一日、『板引き杢』が生まれた経緯についてはぜひこちらをお読みください
『和織物語』小紋師 藍田正雄 江戸小紋に懸けた熱い想い

『板引き杢』の染めの方法は、熟練された職人技が試される、大変難しい手技です。一度、縞を染めた後、生地端からすっと物差しを入れて板から浮かせて、その生地端をそっと横に引っ張ります。生地が少しずれた状態となり、その上にもう一度縞を染めると、その瞬間、美しいモアレが浮かび上がります。その技法はまるで魔法のよう。以前、『板引き杢』の実演をしていただきましたが、信じられないような手際でモアレが浮かび上がり、歓声とため息があふれました。
『板引き杢』の実演についてはこちらから

こちらはねず色の塩瀬地に、焦茶をベースとして、黄や浅葱、白桜をほどこした『板引き杢』です。落ち着いた地色に優しい暖色が重ねられ、なんともいえない時が止まるような美しさを感じます。

観劇や会食、お集りで着物通にも注目される帯。
江戸小紋ならではの一瞬の型染の気迫を映したような職人の集中力が伝わる工芸品です。


藍田愛郎さんについて

故 江戸小紋師・藍田正雄さんに師事し、「藍田」の名と技術を継承。日本工芸会新人賞、東日本伝統工芸展の川徳賞を受賞するなど、素晴らしいご活躍を続けていらっしゃいます。 お母様の田中正子さんは藍田正雄さんの一番弟子であり、お母様が染められた藍染めの江戸小紋を成人式に着たことがきっかけとなり入門。親方の藍田正雄さんとお母様の想いを通して受け継いできたものの大きさと確かさは計り知れず、「縞染め」「板引き杢」「深山染」などの技術をはじめ、心技にわたり親方の教えを人生を掛けて自分のものとし磨きあげられています。

【作家産地】「藍田愛郎」のご紹介はこちら

素材
ねず×焦茶×黄×浅葱×白桜
仕立て
性別
女性
柄付
太鼓
納期
寸法確定後約20日

提供

商品番号: 1310311298
【1月 江戸小紋展】
江戸小紋 九寸名古屋帯 塩瀬「板引き杢」
藍田愛郎
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