人間国宝・玉那覇有公(たまなは ゆうこう)さんのご子息、玉那覇有勝(たまなは ゆうしょう)さんの紅型 九寸名古屋帯のご紹介です。
こちらは、
【平成30年 第53回西部伝統工芸展 QAB琉球朝日放送賞】でございます。
工芸展出品作品は、作家の思い入れが別格です。玉那覇有勝さん入魂の逸品、独特の世界観を存分にご堪能いただける作品です。
日本工芸会ホームページでも入選作品として掲載されています(外部リンク)
玉那覇有勝さんは、1968年、沖縄県石垣島生まれ。2001年に玉那覇工房に入られました。
第55回日本伝統工芸展「日本工芸会新人賞」、第56回日本伝統工芸展「日本工芸会奨励賞」など数々の受賞を重ねられています。紅型の人間国宝である父を師に持ち、たしかな技術と意匠のセンスを身に着け、独自の世界を目指しながら紅型の未来を築かれていらっしゃいます。
幾何学模様で扇面の曲線を描いたモダンな一枚です。
落ち着いた茶や緑系のお色に明るい青が映えます。
さらりとした上質な絹の風合いですので、袷から単衣まで長くお楽しみいただけます。
※たれ先はまたはをお選びいただけます。お仕立ての際にご指示ください。
玉那覇有公さんについてはぜひこちらもお読みになってくださいませ。城間栄喜さんの長女である奥様との運命的な出会い、それから始まった紅型の世界、人間国宝になるまでの奥様との二人三脚のものづくり人生を取材させていただきました。
【和織物語】玉那覇有公さんの物語はこちらから