型絵染 岡本隆志さんに銀座の柳をモチーフに作成していただいた作品のご紹介です。
白地の紬に、青や緑などの鮮やかな色で型染された柳の柄です。柳と桜の協演が、これからの季節にぴったりです。かわいらしい色遣いにも心が踊ります。
岡本隆志さんらしい、遊び心あふれる作品です。
岡本隆志さんについて
神奈川県湯河原市の工房でものづくりをされる岡本隆志さん。浜松の染物業の家に生まれ、人間国宝・ 芹沢銈介氏に師事。芹沢門下生として出会った型絵染め作家・岡本紘子さんとは結婚後も一緒に創作活動を行っています。銀座もとじでは2016年に「二人展」として初個展を開催させていただきました。 「型絵染め」とは、1956年に芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に認定された際に他の型染め技法と区別するために名付けられたもので、図案から型彫、防染、染めまでの工程をすべて一人の製作者が一貫して手がけるため、作家の個性がより表現されやすく、創造性豊かな作品が生まれます。 モダンアートのような幾何学模様が楽しい角帯や九寸帯作品で、大人の遊び心と個性を軽やかに演出していただけます。
「弊店40周年への岡本隆志さんからのメッセージ」
【作家産地】「岡本隆志」のご紹介はこちら
「型絵染め」について
「型絵染め」という言葉は、1956年(昭和31年)に芹沢銈介が重要無形文化財保持者(人間国宝)
に認定された際に、今までの「型染め」と区別するために初めて使用されました。
従来の「型染め」が、文様の発案・型彫・防染などの工程をそれぞれ分業で担うのに対し、「型絵染め」ではすべての工程を一人の制作者が一貫して手掛けます。それにより、作家の個性がより発揮され、創造性豊かな作品が生まれます。
※たれ先はまたはをお選びいただけます。お仕立ての際にご指示ください。