ねむの木を幾何学的に表現
モダンアートのような柄を楽しんで
日本工芸会正会員 型絵染作家 溝口あけみさん。
1978年より型絵染作家 釜我敏子さんに師事されました。「ねむの木」は釜我敏子さんにとって大切な想いのある題材です。
「ねむの木(合歓木)」は豆科で花期は6-7月の初夏の花。夕方になると咲く紅色のふさふさとした花が有名です。その名は夜になると葉をとじて眠るように見えることから由来し、中国では夫婦円満の象徴とされています。
こちらは「ねむの木」の花葉をデフォルメして幾何学的に表現したモダンアートのようなデザインですので、季節を問うならば「単衣専用」ですが、幾何学模様として季節を問わずお召しいただいても良いかもしれません。
素材はさらりとした絹布で小紋や紬に楽しめます。柄行はに染められた贅沢な仕上がりです。