人間国宝・玉那覇有公(たまなは ゆうこう)さんのご子息、玉那覇有勝(たまなは ゆうしょう)さんの紅型 九寸名古屋帯のご紹介です。
玉那覇有勝さんは、1968年、沖縄県石垣島生まれ。2001年に玉那覇工房に入られました。
第55回日本伝統工芸展「日本工芸会新人賞」、第56回日本伝統工芸展「日本工芸会奨励賞」など数々の受賞を重ねられています。紅型の人間国宝である父を師に持ち、たしかな技術と意匠のセンスを身に着け、独自の世界を目指しながら紅型の未来を築かれていらっしゃいます。
落ち着いた水色地に、藍濃淡のみで表現された菱模様。植物が幾何学的にあしらわれてすっきりとモダンテイストに仕上げられています。
生地はさらりとした絹布の上品な表情で、袷から単衣まで長くお楽しみいただけます。
※たれ先はまたはをお選びいただけます。お仕立ての際にご指示ください。
玉那覇有公さんについてはぜひこちらもお読みになってくださいませ。城間栄喜さんの長女である奥様との運命的な出会い、それから始まった紅型の世界、人間国宝になるまでの奥様との二人三脚のものづくり人生を取材させていただきました。
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