雑誌・メディアにて着用掲載されたため特別価格にてご紹介します。
※表示価格は【お仕立て有り価格】より【15%OFF】となっております。
こちらは雑誌掲載されたお品です。
撮影・着用品のため特別価格にてご紹介いたします。
未仕立てで着用されています。
“手機”にこだわる西陣の織元、滋賀喜織物の美術工芸品のような袋帯をご紹介いたします。
こちらは「新霞の松」と題された袋帯です。
彩りに染まる霞に、極繊細な松の葉が、一本一本、凛とした存在感を放つように重ねられた美しい奥行きを感じさせるデザイン。
松葉の間からそっと見え隠れする霞の美しさにほれぼれせずにはいられません。
華やぎがありながらも奥ゆかしく、上質な大人の品格が存分に演出され、 雅豊かな古典の美しさに一目で引きつけられてしまいます。
豪華な袋帯は数多くございますが、
構成の美しさ、緻密な計算、黒×金の強い存在感を放つ色使いにパステルの優しい女性らしさを加えた絶妙なセンス。風格と通好みの趣味性、贅沢な個性のあるフォーマルをお楽しみいただける逸品でございます。
古典を踏まえながらも現代性を印象付ける、滋賀喜ならではの創作センスが存分に感じられる帯。
手機にこだわる西陣唯一の機屋、滋賀喜織物の確かな帯でございます。代々受け継ぐ逸品として終生ご愛用いただきたい逸品でございます。
「滋賀喜織物」について
滋賀喜織物は“100%手機”のみのものづくりをされている、京都西陣の中でも唯一の機屋です。手機は、1つの帯の中に、いろいろな組織を入れることができるため、機械織の帯とは表現力の幅が全く違います。そしてなにより生地が身体の曲線にフィットする極上の柔軟性を兼ね備えます。
滋賀喜織物の帯は、一般的な箔帯が1寸の幅に緯糸60本を織り込むのに対し、1寸巾に約85~90本の金箔糸が織り込まれています。これは細い糸を織り込んでいることを意味し、そのため細い線による自由な柄表現が可能となり、さらに生地にしなやかな風合いが生まれます。
箔糸は、四国のみつまたを原料とした和紙を、柿渋で染めて、漆を塗り、金箔をかけて、専門の箔切り屋で裁断した箔を使用しています。
織りながら、箔糸を一越ごと(緯糸の一段ごと)竹のヘラで引いて入れ、織り込んでいきます。その仕事はまさに職人技。寸分のずれもゆるされない神業と呼べる日本の手仕事があってはじめてお届けできる、引き箔ならではのなめらかな艶めきをぜひ隅々までご覧くださいませ。