「お召」は、先染め、先練りの絹織物。
紬よりも上品な印象で、お食事や観劇などの普段使いから、茶席、ビジネスシーン、レストランウェディング等まで幅広くお召しいただける素材です。
スーツライクの表情で、角帯や羽織のコーディネート次第で、スマートカジュアルにも、セミフォーマルからフォーマルにも楽しめます。
こちらは「夏素材」のお召ですが、透け感が強すぎないので、「単衣」から、気温やお好みで「盛夏」まで長く楽しめる一品です。
「薄羽織」に仕立てると、透け感が強すぎない「薄手のジャケット感覚」としてお役立ていただけます。すでに透け感の強い羽織をお持ちで端境期に重宝する薄羽織をお探しの方にも好適品と思います。
こちらは「杉綾文」。
杉の葉に見立てられた日本の伝統柄のひとつですが、欧米ではニシンの骨に似ていることからヘリンボーンと呼ばれる柄で、ツイードジャケットのような洋の感覚でも楽しめ、お洒落な方に人気のデザインです。
お色目は深みのあるきりっとシャープな濃紺です。
おだやかな透け感と、お召ならではのドレープに浮かぶ落ち着いた光沢性が品よく、きれい目な印象で楽しめる一枚です。
広巾で裄の長い男性にもお仕立ていただきやすいのも魅力です。