贅沢な絵羽柄の涼感あふれる小千谷縮のご紹介です。
たてにふっくらと表れるやわらかなシボ素材。つるりとした麻ではなく、目にもふんわりと映る本麻のちぢみ素材は、夏の着物として毎年人気です。
作品名は「渚にて」
耳を澄ませば打ち寄せる波の音が聴こえてくるかのような涼やかなブルーのグラデーションで大きな市松が織りなされた、夏ならではの大胆な意匠が新鮮です。
独特のシボ感は肌にぴたりと付くことなく、肌触りもさらさらと快適に楽しめます。
夏のワンピース感覚でお楽しみいただけるワンランクアップの小千谷縮です。
「小千谷縮」について
雪国越後の千年を越える麻布織りの歴史と伝統の中で、江戸時代初期の1670年頃、細い緯糸に強い撚りをかけることで綿布に細かいシボを持った小千谷縮が生まれました。現在も当時のままに一反一反を手で湯もみしてシボ出しを行っています。天然繊維の麻だけが持つ爽やかな肌さわりと縮布独特の生地は、さらさらとしたシャリ感と清涼感があり、軽く通気性にも優れています。