銀座もとじ店主 泉二啓太がディレクションする、国内外で活躍するクリエーターとのコラボレーションによる「銀座もとじオリジナル浴衣」 です。
こちらは【銀座もとじ限定】でのご紹介です
アーティスト/クリエイティブ・ディレクター 河原シンスケ氏とともに制作しました。
河原シンスケ氏の原画を元に、型を起し、老舗竺仙にて染め上げた、銀座もとじでしか手に入らない作品です。
ぴょんぴょんと飛び跳ねる兎は「飛躍」や「前進」を意味し、また、困難を飛び越えられることから、縁起が良いと言われています。
【河原シンスケ氏コメント】
「阿吽 (あうん)」
「阿吽」は梵字の最初の「阿」と最後の「吽」の文字で、この2文字は、万物の最初と最後を 象徴するものと考えられて来た。寺に見られる狛犬や、仁王像にこの言葉を口にした一対が見られる。怒ってる訳ではないらしく、確かに怖い感じは微塵もしない。逆にちょっと愛想があるようにも感じる作品にしました。縞は「阿」(最初)と「吽」(最後)を繋ぐ線という意味で描きました。
【作品のポイント】
①「兎」は、河原氏のシンボリックなモチーフ
河原氏が大学卒業後、初めてパリに降り立った時、空港の滑走路に「うさぎ」がいたことに驚き、深く心に残ったそう。その「うさぎ」が何かを暗示しているかのように感じて、それ以来、モチーフとして表現されています。
②日本の伝統技法「注染」
染め技法は、日本にしかない伝統的な手拭・浴衣の染色技法「注染」による、職人の手染めです。染料を生地の裏側まで浸透させるため、鮮やかで絵際の美しさは格別です。
③肌触りの良い、綿コーマ地
素材は、肌にさらりと心地よい木綿のコーマ地を使用しています。コーマ地は、毛羽立ちが少なく、丈夫で、吸水性に富み、肌触りのよい平織の木綿素材です。
アーティスティックなデザインが大人の遊び心を満たす浴衣。河原シンスケ氏の唯一無二の世界観を纏い、存在感ある装いでこの夏のお出掛けをお楽しみください。
男性、女性、どちらにもおすすめです。
≪河原シンスケ プロフィール≫
1963年、京都生まれ。 武蔵野美術大学卒。1980 年代よりパリ在住のマルチアーティスト。ブリュッセルのELEVEN STEENS での個展のほか 、 パリ造幣局博物館、 パリ工芸美術館、 西本願寺伝道院など国内外の数々の展覧会で作品を発表。また 、 エルメスなど多くの企業とのコラボレーションでも作品を創出。エルメスとのコラボは多岐にわたり、香水『ローズイケバナ』のリミテッドボトルデザインや、エルメスのサスティナブル部門「 petit h プティ アッシュ )」 での多数のデザイン及び、今年4月、中之島美術館での展覧会のセノグラフィーも手がけた。
※女性の場合:定価に含まれる基本仕立ては「バチ衿半ミシン仕立て(直線部分はミシン)」となりますが「手縫い」や「広衿」も承ります。各価格は仕立て選択のプルダウンをご覧ください。
※「広衿」の場合の「裏衿素材」は「綿」が含まれています。「麻」「絹」をご希望の場合は別途差額をご案内しますので備考欄へ記載ください。