美紀大島について
-空間を生かした「地空き」の大島紬-
平成3年に創業した新しい織元で、現社長は二代目の山下竜己さん。
現代的な感覚とお客様の声を大切に、世の中にない新しいデザインに挑戦され、飛び柄小紋のように無地場の多い「地空き」の大島紬を得意とされています。
絣模様が少なめとなり一見容易に思われがちですが実は逆で、無地部分は色ムラ等の難が出やすく、また模様と模様の距離が離れ絣合わせの調整が難しいため、高度な技術が必要となります。
しなやかな風合いにこだわり極細の糸を使用。地空きの大島は泥染糸をより多く使うため風合いがさらに柔らかくなるそうです。
トレーサビリティーの取り組みも先陣を切って行い、10年以上前から証紙にQRコードを付け、作品名や職人名、反物の長さを記載しています。
【インタビュー】
「銀座もとじ」と「大島紬」について
店主 泉二弘明は大島紬の故郷、奄美大島出身です。 銀座もとじがプロデュースする純国産絹「プラチナボーイ」を使用した『オリジナル大島紬』をはじめ、厳選した『銀座もとじセレクト大島紬』をご用意し、現代の街並みに似合うお洒落な大島紬スタイルをご提案します。
【銀座もとじの挑戦】「大島紬」
【作家産地】「大島紬」
【泥染・天然染料-お取り扱い上の注意】
泥染や天然染料(藍染・草木染等)で染色された商品は、化学染料で染められたものと比較すると、日光(日焼け)や摩擦に弱く、ご着用に伴い少しずつ変色したり、多少色落ちすることがございます。ご使用の際は水濡れ・汗・摩擦等にご注意の上、ご愛用頂きますようお願いいたします。
特に、泥大島紬や藍染のお着物に白系統の帯をご使用の際は、色移りする可能性が高いので十分ご注意ください。
日常のお取り扱いについて
■変色の原因となりますので、濡れた状態で重ねたまま長時間放置しないでください。
■食べ物の汁・果汁・調味料・油等が付着しますと、シミの原因になりますので十分ご注意ください。
※天然染料は「酸」に対して弱いものがほとんどです。
■直射日光に長時間当たると紫外線により褪色・日焼けが起こりますので、直射日光が当たる場所での長期保管はお控えください。
※蛍光灯からも紫外線は出ておりますので、蛍光灯近くでの長期保管もお控えください。