ちょっと珍しい、墨流し染めで表現された浴衣のご紹介です。
長襦袢やうそつき襦袢を合わせて夏きものとしても、また通常の浴衣としてもお役立ていただける一品です。
一瞬で、水面の顔料がすっと吸い込まれる瞬間は、まるで魔法のよう。
9世紀ごろから伝わる日本の伝統技法「墨流し」。その技術をさらに研究して確立した独自の技法を用い、熟練の技とセンスによって制作されてた浴衣です。反物の長さより少し大きめの14mほどの水槽に張られた水に顔料を一色ずつ流して、水面にマーブル模様を描き、それを伸子張りした白生地に一瞬にして写し取るという職人技は見事です。ひとつとして同じ柄行は表現できず、世界にたったひとつの柄行が楽しめます。
浴衣姿の方が多く集まるお席でも、ちょっと差の付くお洒落をお楽しみいただけます。
夏きものとしても、浴衣としても。
夏にきっと活躍してくれるおすすめ品です。