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銀座もとじ

商品詳細

概要

鎮まる藍
冴えわたる白絣は希望の光
絣は踊り、朗らかに詠う

重要無形文化財「久留米絣」技術保持者 松枝哲哉さんによる藍染の久留米絣作品のご紹介です。

※こちらは、絵絣の全体をご覧いただける「仮仕立て」の状態になっています。ご着用には通常の本仕立てが必要です。

伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つに数えられる久留米絣は、福岡県久留米市周辺、および周辺の旧久留米藩地域で生産される綿織物で、200年ほどの歴史があります。機械織りや化学染料などが導入される中で、手織り・手括り・本藍染といった昔ながらの技法を守りぬき、1957年には、国の重要無形文化財に指定されています。

約200年ほど前の江戸の寛政年間の頃、当時12歳だった井上伝(いのうえでん)という女性が、着古した着物が色あせて白くまだらになっているのに興味を持ったことから、その生地をほどいて研究し、絣模様の織物を考案しました。模様が“かすれて”見えることから「加寿利(かすり)」と名付けられたのが、久留米絣のはじまりと言われています。久留米藩が産業として奨励していました。

戦後は洋装化により、絣の需要が激減し、現在は少量の生産に留まるなか、松枝家は約145年間に渡って絵絣の技を継承し、松枝哲哉さんで5代目となられます。久留米絣は、八女地方の小柄な男絣と、久留米市南部の大柄な絵絣の2種に大別されますが、松枝さんが手がけるのは、後者の「大柄な絵絣」。筑後の自然風景、風や雨や光や影、そして宇宙にまで思いを馳せ、絣紋様に意匠化して、写し取ります。豊かな詩情あふれる世界観を藍と白のコントラストや藍の濃淡染めで表現した作品は、見る者に深い感動を呼び覚ます力強さを感じさせます。

松枝哲哉さんは人間国宝であった祖父の松枝玉記さんに中学時代より藍染めを仕込まれ、後に手織り、手括りを学び、24歳の時には重要無形文化財久留米絣技術伝承者(手括り・藍染め・手織)に認定され、29歳の時に日本伝統工芸展初入選を果たします。

26歳のときに、西武工芸展に初出店された際に、哲哉さんと出会い、29歳でご結婚された妻の松枝小夜子さんは、熊本県ご出身。紬縞織・絣織の人間国宝 宗廣力三先生の作品に出合われ、染織の道に進むことを決意します。すっきり垢抜けした斬新さと確かな技、凛とした佇まいの絣の曲線が美しい作品の数々を手掛けられています。

松枝哲哉さん・小夜子さんは、二人三脚で久留米絣の伝統を守り、時代の流れの中にその姿を変えながら、今に息づく久留米絣を手掛けられています。


こちらは「祈り」と題された作品です。

松枝哲哉さんの大いなる挑戦の心が作りだした、美しい白地の久留米絣のおきものです。 藍で染める部分だけを残して経絣のほとんどを手くびりで防染し、 経糸を機にセットする前に経糸をずらして絣模様を作りだしたもの。 白地に藍の階調が映え、清々しい風の吹き渡るような美しい模様が浮かび上がりました。

天然染料と丁寧な織で作られた着物は、長く着るほどに発色の良さを示し、着心地の良さも楽しんでいただけることでしょう。澄んだ藍の力強い美しさ、厳選されたこだわりの綿布ならではのしなやかな肌触り、そして現代の久留米絣に挑み続ける松枝家の熱い想い、ぜひこの機会にご堪能ください。

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素材
綿
仕立て
単衣
性別
女性
生地巾
生地巾(外巾)約1尺2分(約38.6cm)
納期
寸法確定後約40日

提供

商品番号: 1011200425
(単衣仕立て)重要無形文化財 久留米絣 きもの 白絣  「祈り」
松枝哲哉
お仕立て有り価格(税込):
通常価格: 1,780,000円
お仕立て無し価格(税込):
通常価格: 1,728,000円
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