楚々と品の良い華やぎが美しい京友禅付下げです。
あたたかみのある淡い薄ねず地に、松を吹き抜ける風に、松葉がひらりと舞うような、美しい物語を感じさせる意匠。白上げの松や松葉に、金彩を強弱をつけてあしらうことで奥行きが演出され、色数を抑えた静かな画面にほどよいメリハリが利いています。一際輝く金彩の風の軌跡がきりっと映え、画面を引き締めています。
静かな美しさを纏う品の良い付下げです。
ゲストを迎える立場の多い方にもほどよい控えめさで重宝いただける雰囲気です。
シーンに合わせて帯次第で幅広く格を演出できるボリューム感ですので、軽めの袋帯や名古屋帯で、お付き添いから茶席、観劇、食事会へ。
華やかな袋帯で会食やパーティーシーンへ。
常緑の松は季節を問わず、どのようなシーンにも安心して楽しめる古典柄です。