こちらは雑誌「きものSalon 2024-25年秋冬号」41ページに掲載されました。
誌面では静物撮影にてご紹介されています。
こちらは【令和6年 第58回日本伝統工芸染織展 入選作品】です。
工芸展出品作品は、作家の思い入れが別格です。森口邦彦さん入魂の逸品、独特の世界観を存分にご堪能いただける作品です。
>>日本工芸会ホームページでも入選作品として掲載されています(外部リンク)
《41ページ誌面より》
森口邦彦の比類なきジオメトリック
「今年、第58回日本伝統工芸染織展で発表された森口邦彦さんの新作「九重亀甲花文」。9つの正六角形の図形の重なりで大きな花文様を表現。花の中心から微妙に表情を変える蒔糊のグラデーションも見事。モダニティが冴え渡るデザインは、まとう女性に自信を与えます。」
メディア掲載品は特別価格でご案内しています。ぜひこちらもご覧ください。
>>「メディア掲載品」コーナー
人間国宝 森口邦彦
2007年『友禅』 重要無形文化財保持者(人間国宝)認定
1941年京都市生まれ。1963年に京都市立美術大学(現・ 京都市立芸術大学)日本画科を卒業後、渡仏。パリ国立高 等装飾美術学校でグラフィックデザインを学び、1966年卒業。帰国後、『友禅』重要無形文化財保持者(人間国宝)であった父・森口華弘氏の下で友禅技法を学ぶ。
1988年仏政府レジオン・ドヌール勲章、2001年紫綬褒章、2013年旭日中授章 受章、2020年文化功労者に選定。
2014年リニューアルされた三越のショッピングバッグに友禅訪問着のデザインが採用されたことでも知られ、父・華弘氏が花鳥風月の古典美をモチーフにした作風であるのに対し、幾何学模様を配したグラフィカルな表現を極められています。作品はV&A博物館、NYメトロポリタン美術館をはじめとする世界の主要美術館に所蔵されるなど、海外でも高く評価されています。
【作家産地】「森口邦彦」のご紹介
【和織物語】「視覚の冒険―森口邦彦の錯視的抽象の友禅」