伝統的工芸品 与那国花織 「稀少な綿麻素材 花織格子 黒」着尺(広巾)|店主 泉二弘明のおすすめの逸品

伝統的工芸品 与那国花織 「稀少な綿麻素材 花織格子 黒」着尺(広巾)|店主 泉二弘明のおすすめの逸品

店主 泉二弘明のおすすめの逸品
伝統的工芸品 与那国花織 着尺
「稀少な綿麻素材 花織格子 黒」(広巾)

伝統的工芸品 与那国花織
今月の店主泉二のおすすめの逸品は、男性用の広巾でのおつくりでは大変希少な与那国花織の着尺でございます。さらに、希少な綿と麻のお素材で織り上げられた与那国花織でございます。

「経済産業大臣指定伝統的工芸品の証」、「沖縄県伝統工芸品之証」、「沖縄県織物検査済之証」、「与那国伝統織物協同組合の証」がついております。

立体的な織り技法が美しい伝統の琉球織物、与那国花織は、日本の最西端の島、与那国島で織られている織物です。花織特有の”浮織り模様”を持った草木染、手織りの織物です。

与那国島での織物の歴史は古く、およそ500年前に遡るといわれています。貢納品として発達した織物は、織技の緻密さは精緻を極め、反物の表裏が同様のお柄に織り上げられた織模様の美しさが特徴です。
伝統的工芸品 与那国花織 着尺

しとやかでなめらかな糸の渡りにはため息がこぼれます。このような緻密な意匠をひとつひとつ手で織り成したことに感動すら覚える着物。素晴らしい、美しい、一瞬で魅了されそう言葉にしたくなる至極の織物。細かな浮織の凹凸によって生み出される小さなきらめきのような光沢感は、本当に見事で、お顔映りも明るく演出してくれます。

伝統的工芸品 与那国花織 着尺
与那国縞には”ドゥタティ”と呼ばれる、特別な伝統衣裳があります。
4枚の布を併せて作ることからドゥ(4枚)タティ(仕立て)と呼ばれるこの衣裳は、苧麻や木綿を使用し、着用時は衿は黒無地、袖は短く丈も膝下2寸くらいで簡素で涼しいように工夫されています。

今日でも島内消費が9割を超え、豊年祭や各行事になると島人は皆ドゥタティに身を包むといいます。

今回ご紹介いたします与那国花織は、この”ドゥタティ”と同じ”綿麻”素材で織り上げられた織物です。綿麻素材ですが、さらりとした肌心地の良い素材感で、麻糸はさほど感じられないかもしれません。お仕立ては<袷仕立て>が含まれておりますが、爽やかな風合いですのでお好みで<単衣仕立て>も承ります。年間の生産は≪2反≫と言われる幻の織物。しかも<生地巾(外巾)1尺1寸1分(約42.3cm)>の≪広巾≫という、裄の長い男性にもお役立ていただきやすい贅沢な仕上がりです。
草木染料のオオバギ
草木染料のオオバギ