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Vol.60 着崩れの直し方|男の着物人生、始めませんか

衿元の直し方

男の着物の場合、多少の着崩れも色気のうちと考えられています。しかし、行き過ぎればそれもだらしなさとして映るので、その加減は難しいものです。男の着物で着崩れと言うと「衿元」、ここが気になります。 時間が経つにつれて、衿元がはだけてきたら、姿勢を正しくして立ち、帯が下がらないように手で支えながら、左手で下前の衿先を左横やや下に引っ張り、次に右手で上前の衿先を右横やや下に引っ張ります。その後、帯を締めた後のように、帯の内側に親指を差し込んで帯を腰まで下げ、キュッキュッと整えておかれるといいでしょう。

裾の広がりを直す

裾が広がってきたら、着物の裾をまくって手を入れ、長襦袢から順にゆっくり引き下げながら整えていきます。

背中の縫い目がずれない着付け方

背中の縫い目がずれてしまうのは、身ごろの幅が広すぎることによるものですが、着付けるときにまず背中の中心と縫い目を合わせて、下前を巻き込み過ぎないようにするといいでしょう。下前の衿下を斜めに折り返し、上前を合わせるとうまくいきます。

 

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