Vol.53 足袋の履き方|男の着物人生、始めませんか

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快適に履くための準備

足袋は綿でできているものが主のため、伸縮性がありません。また、草履などを履いて歩くと、体重が爪先に掛かり足が前に詰まります。そのため、爪が少し長いだけでもかなり足の指が痛むことがありますから、足の爪は短く切っておかれたほうがいいと思います。

着物を着る前に履く

着物を着る時には、肌着とともに最初に足袋を履いておきます。というのも、着物を着てから屈み込んで足袋を履くとなると、せっかくきれいに着付けたものも、着崩れの原因になるからです。

上手な足袋の履き方

足袋を上手に履くためには、最初に履き口から半分くらいまでを折り返しておくのがコツです。長い靴下を履くときに、手繰り寄せておくのと理屈は同じですが、足袋はしわになるのを防ぐため、半分を外側に折り返しておきます。

そして、まず足先をきっちり収めてから、半分を返してかかとを収めます。こはぜを留めるときには、足先を伸ばさずにかかとを直角に曲げ、下から順に掛けると、比較的楽に留められます。

こはぜを留めるための掛け糸は二重になっています。足袋が緩い場合は外側の掛け糸に、きつい場合は内側の掛け糸にこはぜを掛けてください。内側に掛けてもきつい場合や長時間正座をする場合には、一番上のこはぜを掛けないでおくという方法もあります。