Vol.46 作務衣(さむえ)・甚平|男の着物人生、始めませんか

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和の作業着

和装の作業着に当たるのが作務衣や甚平で、手入れも簡単で価格も手頃です。和装の中では、今でもかなり広く普及しているものの一つでしょう。

僧侶のジーンズ「作務衣」

作務衣はもともとお寺で僧侶が着ていたもので、日常の労作を「作務」と呼ぶことから、その名が付けられと言われています。労働着ですから、現代のジーンズに当たるでしょう。最近では、ジーンズと同じデニム地のものや、明るい色柄もあります。

作務衣は男女兼用

作務衣は、ウエスト部分や裾をひもやゴムで絞る長ズボンと、長袖か七分袖の筒袖の上着がセットになっています。帯をせずに付属のひもを結んで着るので、サイズが合えば男女兼用で着られます。

綿でできているものがほとんどですから、家庭でも簡単に洗濯できますし、よく手でたたいてしわを伸ばしてから干せば、アイロンがけも簡単です。

ただし、洗濯する場合、本藍染めのものはかなり色が落ちますから、ほかの衣類に色が移らないように、必ず別に洗ってください。

「甚平」で夏を涼しく

甚平は夏の家庭着で、今で言う短パンとTシャツといったスタイルに当たります。作務衣にも夏用のものがありますが、現代の甚平は、より短く、生地も薄くなっています。袖付けも糸を渡したかがりになっているので、通気性がよく涼しいのが特徴です。

こちらも、帯をせずに付属のひもを結ぶだけなので、着崩れることもなく、浴衣よりも楽な着心地です。

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