Vol.24 じっくり着物を選ぶ|男の着物人生、始めませんか

男の着物はじめ 男の着物人生、始めませんか

男のショッピングスタイル

男性の買物の特徴は、実際に購入する前に徹底的に調べ上げることではないでしょうか。例えば、パソコンや家電製品、車などを購入される場合をご想像ください。多くの方が「買う」と決めてから、カタログを集めて、それぞれの特徴を徹底比較した上で、店頭やショールームなどに何度も足を運び、実際に商品に触れたり、車であれば試乗したりして、やっと購入に至るという過程を踏んでいらっしゃると思います。

着物を購入するときも、同じようにしていただければいいのです。普段から目にすることの多いパソコンや家電製品とは異なり、着物はあまり目にする機会がなかったと思いますが、いつもの買物の仕方で、いつも通りの勘を働かせていただければと思います。

ウインドショッピングで品定め

初めて呉服店を訪れて、いきなり最初からすべてをお求めになるというのは、気に入ったものがあれば別ですが、あまりおすすめできません。最初のうちは見学気分で店に入られてはいかがでしょう。実際にご自分の目で確かめ、手触りを確認なさってから、じっくり予算を立てて購入するという流れでお考えになってください。

色の確認は自然光で

着物をお選びになるときの注意点は、屋内の蛍光灯の下でご覧になった場合と、昼間、太陽の光でご覧になった場合とでは、色味が微妙に違ってくると言うことです。店の蛍光灯の下でご確認いただいた上で、一旦外に出られて、太陽の光の下でも色味等を確かめていただきたいと思います。

特に、男性のお客様ですと、ご来店なさるのは平日の夕方、お仕事帰りにというのが多いものです。あらかた目ぼしを付けておかれ、休日の昼間の時間にお越しいただければ、その点が解消できると思います。

仮着付け

反物をご覧になるだけでは、着物の雰囲気がお分かりになりにくいと思います。反物で見た感じはよかったものの、実際に仕立ててみたらイメージが違ったということもあり得ます。そのため、反物を実際に着ているかのようにして合わせていただきます。これを「仮着付かりぎつけ」と言いますが、お選びになる際には、必ず仮着付けをしてください。

第一印象を大切に

最後に、ひとつ。いろいろ見比べて、それでも迷われたら、やはり第一印象を大切にするといいと思います。