偕可園4代目・児島有子さんの手組み帯締めができました~銀座の柳染めのものづくり~

偕可園4代目・児島有子さんの手組み帯締めができました~銀座の柳染めのものづくり~
神奈川県茅ヶ崎市に工房を構える組紐工房「偕可園」4代目、組紐師・児島有子さん。 明るく気さくなお人柄と、確かな組技術、独自の色彩センスに人気があります。 自宅兼工房の家屋を訪ねると、入り口には屋号「皆可園」の文字。茶席に使われていたものを譲り受けた年代ものなのだそう。 昔は「皆可園」だったのですが、字数が良かったので今は「偕」に変えられたと言います。
組紐師・児島有子さん

これまでも銀座もとじオリジナル作品を制作いただいてきた児島有子さんに、 今回は初めて【銀座の柳染め】で帯締めをお作りいただきました。児島さんも柳染めは初挑戦。 日頃から草木染めはされているのですが新しい植物はやはりとても楽しかったそう。 そんな児島さんの優しい笑顔で制作された手仕事のぬくもりあふれる作品です。

【銀座の柳染め】で作った絹糸

工房に伺った時は染め上げた翌日で、まだ糸がしっとりとしていました。 乾いてくるとまた少し違った色になるとのこと。水分をほんのりと含んだ生まれたての色は柳の香りがするようでした。 染めていただいたのは4色。「アイボリー色」はミョウバン媒染です。

「極薄柳」はアルミ媒染
「極薄柳」はアルミ媒染
「柳」もアルミ媒染
「柳」もアルミ媒染
「焦茶」は鉄媒染
「焦茶」は鉄媒染

これらを組み上げて制作いただいたのが、こちらの高麗組みの帯締めです。

リバーシブル帯締め 「極薄柳×アイボリー」
リバーシブル帯締め
「極薄柳×アイボリー」
リバーシブル帯締め 「柳×アイボリー」
リバーシブル帯締め
「柳×アイボリー」
リバーシブル帯締め 「茶色×灰白茶」
リバーシブル帯締め
「茶色×灰白茶」

柳の澄んだ緑を思い起こさせる爽やかな彩り。銀座の柳の息吹が注ぎ込まれたストーリー性のある作品です。 手組みの紐は締め心地も良く、長くお役立ていただけます。ぜひ素敵な装いに柳の香りをお楽しみください。