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高橋寛

日本工芸会正会員 東京友禅・高橋寛(たかはしかん)

糊の点描と線描で表現される自然のダイナミズム。
具象・抽象の概念を超える東京友禅の粋。

寒色系の色使いと幾何学的な文様がもたらすモダンさの中に、生き生きとした躍動と、どこか柔らかさやぬくもりが感じられる高橋寛さんの作品。 生地の上に無数にあらわれた点描は、蒔糊(乾燥した糊を砕いて使用するもの)による防染ではなく、筒糊からひとつひとつ糊を置いていくという気の遠くなるような手法によるもの。 点の密度の微妙な変化によって模様の面に立体感や奥行きがもたらされ、糊の線描と点描と地染め(引き染)の関係のみで表現される豊かな意匠性。 自然界とは無縁の幾何学的な要素のみでつくられているかに思われますが、具象・抽象の概念を越えて、水の流れ、風に揺れる枝などの「動き」そのものを表現しているといいます。

Reading読みもの

糊の点描と線描~高橋寬の友禅の粋~

友禅とは端的に言えば糊防染による模様染めであり、名称の由来は京都の扇絵師、宮崎友禅であるとされている。日本では江戸中期、京都を中心に発達し、東京では近代以降本格的に製作されるようになった。今日の京都…

高橋寛

1946年 東京都に生まれる
1965年 中村勝馬(重要無形文化財保持者・友禅)に師事、内弟子
1977〜89年 日本工芸会文化財保存事業、「白麻地風景模様茶屋染帷子」復原委員
1990〜95年 日本工芸会工芸技術保存事業、「茶屋染・白麻地春秋草花舞楽模様帷子」復原委員
2007年 「展開する友禅五人展」(和光ホール)
2008年 第55回日本伝統工芸展 奨励賞
2015年 第62回日本伝統工芸展 奨励賞
公益社団法人日本工芸会 正会員・理事 公益社団法人日本工芸会 東日本支部 幹事長 日本伝統工芸展、東日本伝統工芸展、監査委員

Coordinateコーディネート

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