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鈴田滋人

人間国宝・日本工芸会正会員 木版摺更紗・鈴田滋人(すずたしげと)

鍋島更紗を起源とする木版摺更紗技法。
纏うことでさらに美しい音楽を奏でる「版のリズム」。

2008年「木版摺更紗」の分野で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された染色作家・鈴田滋人氏。木版摺更紗は、江戸時代初期に始まった鍋島更紗を起源とし、「木版」と「型紙」といった2種類の型を併用して染色する独特の技法です。 美術大学を卒業後、一時は日本画家を目指すも、幻の鍋島更紗の復元に半生を捧げた父・照次氏の思いを継いで「現代の鍋島更紗を作りたい」と染色の道へ入られました。 完成された作品に漂う格調の高さや眼前に迫りくるような版打ちのリズムの美しさ、高貴さを感じられる絶妙な色彩感覚、さらに日本画的な静謐ささえ感じられます。 作品に「ひと色を足す」ことへの慎重さとこだわりを強くもち、版を打つ位置と打たずに残す余白との関係性を吟味して作品に反映されていらっしゃいます。一枚の布の上に空間を創造していく「版のリズム」の響きは、身に纏われることでさらなる美しい音楽を奏ではじめます。

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版のリズムで空間を創造する - 鈴田滋人の木版摺更紗|和織物語

独特の型染技法「木版摺更紗」日本では、型を使って模様を染める代表的な技法に「型絵染」「江戸小紋」「長板中型」「紅型」などがある。型紙で糊防染することで染め模様を築いていく間接的な手法であり、従来、型…

木版摺更紗・鈴田滋人~口伝により受け継がれてきた秘伝の技法~

2013年11月13日 豊臣秀吉の時代に朝鮮から伝わり、口伝により受け継がれてきた秘伝の技法 銀座もとじは、日本伝統工芸展において数年前、鈴田滋人先生の作品に出会い、木版摺更紗のもつ文様美や現代の色彩、纏うと面と面…

木版摺更紗・鈴田滋人~「木版」と「型紙」2種類の型を併用する独特の技法・解明の秘話"~

銀座もとじは、日本伝統工芸展において数年前、鈴田滋人先生の作品に出会い、木版摺更紗のもつ文様美や現代の色彩、纏うと面と面が体に寄り添うことで曲線となる構図の巧みさを目の当たりにし、それ以来切望してま…

木版摺更紗・鈴田滋人~身に纏われることでさらなる美しい音楽を奏でる「版のリズム」~

銀座もとじは、日本伝統工芸展において数年前、鈴田滋人先生の作品に出会い、木版摺更紗のもつ文様美や現代の色彩、纏うと面と面が体に寄り添うことで曲線となる構図の巧みさを目の当たりにし、それ以来切望してま…

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鈴田滋人

1954年 佐賀県鹿島市生まれ
1979年 武蔵野美術大学日本画学科卒業
1980年 父 照次の鍋島更紗復興研究での秘伝書復元を手伝う
1981年 父 照次の死去によりその意志と家業を継ぐ
1982年 第29回日本伝統工芸展に初入選、以後連続入選
1985年 日本工芸会正会員
1988年 第25回日本伝統工芸染織展で文化庁長官賞受賞
    (第27回展東京都教育委員会賞、第29回展で文化庁長官賞受賞)
1996年 第43回日本伝統工芸展で
     日本工芸会奨励賞受賞
1998年 第11回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞
     第45回日本伝統工芸展でNHK会長賞受賞
2003年 第23回伝統文化ポーラ賞優秀賞受賞
2004年 日本工芸会理事に就任
2008年 「木版摺更紗」で重要無形文化財保持者に認定
2009年 第56回日本伝統工芸展の審査委員(以後歴任)
日本工芸会常任理事、染織部会長

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