銀座に店を構えた1979年、
私たち銀座もとじとそのきものは歩みはじめました。
織のきもの専門店、日本初の男のきもの店、明朗会計、
生産履歴を記した“顔の見えるものづくり”。
ときには異端児と呼ばれながら
さまざまな挑戦をつづけてきました。
その歩みは、銀座もとじだけの歩みではありません。
なによりもまず、きものを愉しむ
一人ひとりのお客様がいたから。
一本の糸に情熱を注ぎ、
そこから作品を紡ぎ出すつくり手の皆様がいたから。
そして、お客様とつくり手に寄り添いながら、
両者をつなげる仲間たちがいたから。
そう、銀座もとじとそのきものの歩みは、
お客様の歩みであり、
つくり手の歩みであり、
私たちの仲間の歩みでもある、
そう思います。
お客様がいる。
つくり手がいる。
仲間がいる。
だから、銀座もとじがある。
たくさんの「あなた」がいて、
だからこそ私たちの「きもの」がある。
そんな想いを胸に、これからも。
きものに関わるすべてのあなたに感謝して。
一反にひとつ先の豊かさを込めて。
日本に暮らすあなたに、
世界中のあなたに、
歓びや驚きを届けていきたい。
銀座もとじと銀座もとじのきものは、
できることのすべてに取り組みながら、
立ち止まることなく歩みつづけてゆきます。