
2012年2月25日(土) 『銀座もとじ 大島紬』 新店舗がオープンいたしました!
▲ NEW! 【大島紬】ウェブサイトがオープン! >>
もとじの原点 『大島紬』
銀座もとじ店主:泉二弘明(もとじこうめい)は奄美大島の出身です。箱根駅伝を夢見てマラソン選手候補として
上京しましたが怪我のため入院、1年間の車椅子生活を余儀なくされ、陸上の夢をあきらめました。
進む道がとざされ、途方にくれる毎日。生きていく価値すら見つけられない。
そんな絶望的な日々を救ってくれたのが、奄美を出るときに母が持たせてくれた亡き父の
形見の大島紬でした。

ふと棚より取り出して羽織ってみた。するとどこからか父の声が聞こえたような気がした。 泉二が高校1年の時に亡くなった父は、若い頃は大島紬の機元をしていました。それは泉二が生まれる前 のことなので記憶にはありません。でもその瞬間、不思議と力が湧き上がり、 「よし、自分は着物で身を立てよう、これで生きていくんだ」と心に固く誓ったのです。 「着物のきの字も知らない」21歳の頃です。
大島紬はもとじの原点。奄美大島が泉二の故郷であること、そしてあの時、泉二の挫折と
(今となっては大きなチャンスでしたが)亡き父の形見の大島との出逢いがなければ、
今日の銀座もとじはありません。

銀座もとじは創業以来、感謝の気持ちと共に、大島紬に力を入れてまいりました。 毎年12月には「大島紬展」を開催し、人気投票により、 優秀賞に輝いた作品をプレゼントさせていただき、また上位3組の作り手に、 泉二が奄美大島を訪ね表彰式を行いお客様の声を届けるという企画も行っております。
今、お客様は何を求めていらっしゃるのか、どのような大島紬をまとって歩きたいと思っていらっしゃるのか。 お客様の思いを作り手に伝えることも私たちの使命と感じております。






