今日の店主

銀座もとじ 店主 : 泉二弘明(もとじこうめい) のコーディネートやホットなニュースをお届けします。

2018/04/21 染織作家・矢野まり子さんのぎゃらりートークを開催いたしました。 new

(左から:店主・泉二弘明、矢野まり子さん)

4月21日(土)、染織作家・矢野まり子さんをお迎えし、ぎゃらりートークを行いました。

前回の初個展から、7年ぶりとなる2回目の個展催事。
4年前に工房を移られた「今」の矢野さんを知るぎゃらりートークになりました。

銀座もとじと矢野さんの出会いは、2010年3月。
店主・泉二が京都で、一枚の着物に惚れたことから始まりました。

最も美しい状態で糸をとるために細部までこだわり抜いた、丁寧な手仕事。
撚糸機を自宅に設置したり、独自の水質調査や、貴重な染料を採集しにあらゆる土地へ赴くなど、努力を惜しまないひたむきな姿勢がその手仕事の背景に。
糸一本に込められた矢野先生の妥協しないものづくりが、作品を見て手にとった人の心を揺さぶります。

この日、矢野さんがお召しになられているお着物は、自ら手掛けた作品。上半身から袖にかけては臭木、裾まわりは藍で染められ、知的で凛とした矢野さんをより引き立てています。
熨斗目を基調とした胸元と膝上に入る白場が、お顔映りを良く、足を長く見えるようにと、お召しになる人の美しい着姿まで考えられて制作されています。

このようなのづくりから生まれる想いが、それぞれの着物の物語を紡ぎ、俳句として作品名に宿り展示され、矢野さんとご参加いただいたみなさまの心が繋がった催事となりました。

※矢野まり子さんにつきましてはぜひこちらもご覧ください
【銀座もとじのものづくり】矢野まり子さんの新工房訪問レポート
【和織物語】「矢野まり子 〜息をのむ輝きに魅せられて〜」
2011年ぎゃらりートークの様子はこちら

2018/04/07 染織作家・須賀恭子さんのぎゃらりートークを開催いたしました。 new

(左から:店主・泉二弘明、須賀恭子さん)

4月7日(土)、染織作家・須賀恭子さんをお迎えしぎゃらりートークを行いました。

須賀恭子さんと店主・泉二の出会いは8年前。飛び込みで作品を持ち込まれてから数年の時を重ねて、待望の初個展がついに開催されました。

女性のきもの店「和織・和染」の中央に位置する「ぎゃらりー泉」の扉。「ぎゃらりー泉」は店主・泉二が日本の染織の未来を担う若い作り手を応援したいという思いでつくったもので、この扉が開かれるのは今回で第2回目となります。

染織の世界に入るきっかけから銀座もとじとの出会い、草木染めの工程や糸に対する思いについてなど、長野の工房のお写真と共に、ものづくりについてのお話をご紹介いただきました。

「須賀恭子 初個展〜時をかさねて〜」は明日8日まで開催。8日は19時までご在廊予定で、15時からは須賀恭子さんによる作品解説もございます。ぜひ須賀恭子さんに会いにいらしてくださいませ。

※須賀恭子さんにつきましてはぜひこちらもご覧ください
【ぎゃらりー泉】第2回 染織作家 須賀恭子さん 紹介ページはこちら

2018/03/24 日本刺繡作家・森康次さんのぎゃらりートークを開催いたしました。 new

(左から:店主・泉二弘明、森康次さん、田中敦子さん、二代目・啓太)

3月24日(土)、日本刺繡作家・森康次さんと工芸ライター・田中敦子さんをお迎えしぎゃらりートークを行いました。

5回目を迎える今回の個展に向けて、田中敦子さんには森康次さんの生い立ちから作品の魅力について、会員向け小冊子「和織物語」にてご執筆いただきました。

今回の催事では、和織物語では書ききれなかった、若く家業を継がれた森康次さんの当時のお話や、刺繡と着物の捉え方、刺繍全体から一本の糸に至るまでのこだわりなど、お二人に様々に語っていただきました。

この日の森康次さんのお召しものは、「壽」と刺繡されたほんのりと春の柳の色が香るプラチナボーイ大島紬。そして、水の動きを感じるむらぼかしの羽織に施された海亀ときらりと光る銀糸の水泡の刺繍が美しい作品。
羽織にかからない絶妙な前身頃の位置に刺繍がある着姿からもわかるように、着姿で素敵に見えるよう、どこにどのように刺繍を施すのか常にお召しになる人の立場で作られています。

そんなお客様に寄り添った森康次さんの朗らかな雰囲気で、会場全体が温かい空気に包まれたトーク会になりました。

※森康次さんにつきましてはぜひこちらもご覧ください
オンラインショップ:「森康次」商品一覧はこちらから
2010年ぎゃらりートークの様子はこちらから

2018/03/10 西郷隆盛の玄孫・津田直氏のぎゃらりートークを開催いたしました。 new

(左から:店主・泉二弘明、津田直さん、二代目・啓太)

開催中の「西郷柄展」にちなんで、西郷隆盛の玄孫であり写真家の津田直さんをお迎えしぎゃらりートークを行いました。

この日のためにグレーの「赤尾木(ホーゲ)西郷」柄の大島紬をお召しになって登場された津田さん。 あふれんばかりの満員御礼のお客様に大きな瞳をさらに大きくされていました。西郷家に伝わる秘蔵写真などを拝見しながら、「静と動」の両方の面を持つ隆盛の人物像について、また奄美を旅した際の不思議な体験などについて楽しいお話をたっぷりと伺いました。

【オンラインショップ】西郷柄コーナー

【和織物語】「大島紬の歴史を辿る」〜男の中の男を演出する西郷柄〜」
【和織物語】「大島紬の歴史を辿る」〜龍郷柄・秋名バラ柄・西郷柄〜」
【西郷柄とは】西郷柄の大島紬〜最高の技術を尽くした大島紬〜

2018/02/25 「奄美西郷塾」の塾長・安田荘一郎氏のぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二弘明、安田荘一郎さん)

2018年2月25日、「奄美西郷塾」の塾長・安田荘一郎氏をお迎えし、西郷隆盛と愛加那が奄美の地で育んだ深い絆と二人の秘話についてお話しいただきました。
入水自殺を遂げられず「自分は死に損なった身」と失意の中で辿りついた島で、隆盛を癒し再生させたのは豊かな自然と島人の優しさ、そして何よりも家族の愛だったといいます。愛加那の出会いと二人の子供に恵まれた穏やかな暮らし、また子孫たちのその後の活躍など、歴史の中の秘話から現代に続く西郷家のエピソードを様々に教えていただきました。
隆盛が身を寄せた大島紬の産地・龍郷町では、今も「最高の男柄」が織り上がったときに「西郷柄」と名に冠して敬意を表しています。店内には集落ごとの個性豊かな西郷柄が飾られ、またトークの最後には、西郷柄の新作として店主・泉二の故郷である中勝地区で織られた「中勝(なんがち)西郷」をご紹介しました。

【オンラインショップ】西郷柄コーナー

【和織物語】「大島紬の歴史を辿る」〜男の中の男を演出する西郷柄〜」
【和織物語】「大島紬の歴史を辿る」〜龍郷柄・秋名バラ柄・西郷柄〜」
【西郷柄とは】西郷柄の大島紬〜最高の技術を尽くした大島紬〜

2018/02/17 坂田康太郎さんをお迎えし「オペラへの誘い」を開催しました。

(左から:店主・泉二弘明、坂田康太郎さん)

2018年2月17日(土)の夜、音楽プロデューサー・坂田康太郎さんをお招きして、オペラ公演の楽しみ方をレクチャーしていただくイベント「オペラへの誘い」を開催いたしました。
世界各国のオペラに精通される坂田さんによるプレゼンテーションはとてもわかりやすく、新国立劇場のホールの優れた構造から、オーケストラ、人気歌手や芸術監督の個性や魅力など、短い時間ながら大変理解が深まりました。
レクチャーの後は、軽食とドリンクで懇親タイム。坂田さんを囲んで和やかな時間を過ごしました。
銀座もとじでは、2010年より「きものでオペラへ」をスタートし昨年14回目を迎えさせていただきました。 お客様と数々の思い出を共有させていただいた「新国立劇場」が開場20周年を迎え、2018-19シーズンには新たに芸術監督として大野和士氏が就任されます。銀座もとじ「きものでオペラへ」の楽しみもますます広がっていきそうです。

2018/02/12 萬年堂・十三代 樋口喜之さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:二代目・啓太、樋口喜之さん、店主・泉二弘明)

2018年2月9日(金)から12日(祝・月)まで開催の「四季を愛でる〜春を装う喜びを〜」にちなみ、 12日、萬年堂本店・十三代樋口喜之さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。
創業から400年余りの歴史を貴重な資料とともに振り返り、「御目出糖」の誕生秘話をはじめ、 砂糖が手に入りにくい時代から贅沢な幸せの味わいとして愛された和菓子にまつわる物語を お話いただきました。
目に楽しい和菓子の意匠は、四季の自然や芸術品、和歌のことば遊びなどから 自由に発想していらっしゃるとのこと。
和菓子もお着物も、四季を愛でる日本人の美意識が表現されるもの。 桜舞う美しい着物や帯に包まれた空間で楽しいお話に身をゆだね、 春の訪れを愛おしむひとときを過ごしました。

2018/02/11 益田勇吉さんのミニトーク(作品解説)を開催いたしました。

(左から:益田勇吉さん、店主・泉二弘明)

2018年2月9日(金)から12日(祝・月)まで、「プラチナボーイの大島紬〜より美しく、しなやかに〜」展を開催。 大島紬作家の益田勇吉さんが鹿児島から銀座へ仕事の手をとめてお越しくださり、三日間ご在廊いただいた上で、 9日と10日は銀座もとじ 大島紬店にて各日2回ずつのミニトーク(作品解説)をしていただきました。
今回は、益田さんご自身が開発された白泥染めの技法名「白恵泥(はっけいどろ)」を、 恵大島紬織物さんから引き継がれてから初めての催事となります。
極上の絹糸プラチナボーイに益田さんの繊細な色絣がデザインされ、 さらに「白恵泥」の美しい魔法がかけられた春色の大島紬。
パッと華やぐ大島紬をふわりとまとって、鏡の中でお客様の表情も明るくなります。 ご来場いただいた皆様お一人お一人が、いちばんお似合いの色を選ばれていらっしゃいました。

「銀座もとじ 男のきもの」開店十五周年記念・着付けDVD本出版記念パーティー

この度は、2018年1月27日(土)、帝国ホテル 東京にて「銀座もとじ 男のきもの」開店15周年ならびに、「男のきもの着付けDVD本」出版記念パーティーを記念したパーティーにご参加いただき誠にありがとうございました。

今回のパーティーのドレスコードは「着物」。男性の着物姿が一堂に会す風景は、まさに圧巻。

お蔭さまで「銀座もとじ 男のきもの」開店十五周年記念・着付けDVD本出版記念パーティーを終えることができましたこと、私ども一同心より感謝申し上げる次第でございます。

これからも日頃からご愛顧いただいているお客様に喜んでいただけるよう全力を注いで参ります。

今後とも何卒ご指導、ご鞭健を賜りますよう宜しくお願い申し上げますとともに、皆様のますますのご発展をお祈り申し上げまして、略式ながら御礼のご挨拶とさせていただきます。

2018/01/20 築城則子さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二弘明、築城則子さん、二代目・啓太)

2018年1月19日(金)から21日(日)まで、2015年以来2回目となる「小倉縞 築城則子展」を開催。20日(土)には築城則子さんをお迎えしてぎゃらりートークを行ないました。
※明日21日(日)も10時よりぎゃらりートークを開催、また15時からは築城則子さんによる作品解説も行います。
→詳細はこちら

能装束に魅せられ染織の世界へ引き寄せられてからの半生を振り返り、久米島や信州での修行時代、 運命の古裂との出会いとその古裂の美しさを再現させるための試行錯誤の日々、小倉縞で表現したい新しい創作テーマについてなど、工房の写真や古裂の実物、美しく染められた糸をお持ちいただいて紹介いただきました。

また、展示会直前まで制作をしていただいた新作をお持ちくださり、 作品の力強い美しさに会場にはため息がこぼれるほどでした。

「小倉縞 築城則子展」は明日21日まで開催。 築城則子さんは本日は19時まで、明日は17時までご在廊されます。 ぜひご来店くださいませ。