今日の店主

銀座もとじ 店主 : 泉二弘明(もとじこうめい) のコーディネートやホットなニュースをお届けします。

2017/11/18 結城紬展のぎゃらりートークを開催いたしました。 new

(写真奥中央が「つむぎの館」館長・奥澤武治さん)

2017年11月17日(金)から19日(日)まで、銀座もとじでは初となる「結城紬展」を開催。18日(土)には「つむぎの館」館長・奥澤武治さんをお迎えしてぎゃらりートークを行ないました。

お客様にはつむぎ糸が作られる前の真綿袋が一人に一つずつ用意され、そのふわふわの真綿から作られる結城紬の軽さ、あたたかさ、そして丈夫さの秘密を素材や工程の説明をまじえて丁寧に、ユーモアたっぷりに紹介いただき、笑顔あふれる和やかな時間となりました。

また奥澤館長はこの日のために、ご祖父様から譲り受けられたという大切な結城紬をお持ちくださいました。結城紬をこよなく愛された女優の故・高峰秀子さんの「結城紬は洗えば洗うほど艶を増す」という言葉を紹介しながら、洗い張りを繰り返し80年間「成長を続けた」生地の艶めきを、お客様皆さまに直に触れてご覧いただくことができました。

「結城紬を楽しんだ後は、ぜひどなたかに譲ってさしあげてください。私も祖父の結城を羽織るたびに思い出がよみがえります。着物があることで祖父が心に生き続けているんです」
結城紬を通して、物と心を大切にするという素晴らしい文化を後世につないで欲しいと締めくくられました。

2017/11/11 母校の後輩にエール。奄美高校創立100周年記念講演を行いました。 new

店主・泉二弘明の母校である鹿児島県立奄美高等学校で11月11日、創立100周年を記念する式典が開かれ、記念講演会を行ってきました。

会場には全校生徒と先生方、ご来賓、島内外からの卒業生もお集まりになり、約900人が参列される中で盛大に開催されました。式典は一世紀の歴史の中で亡くなられた方への慰霊から始まり、式辞や祝辞、生徒代表の挨拶などに続いて、後半はアトラクションとして家政科の生徒さんによる大島紬のファッションショーも。卒業生による島唄等のステージでは歌手の中孝介さんがゲストとして招かれ、後輩へのメッセージとともに美しい歌声を披露されました。

店主・泉二の講演のテーマは「夢の実現」。

高校を卒業し島を離れる際に「反省はしても後悔はするな」という恩師の言葉を胸に上京したこと。駅伝選手になるという夢と、怪我による挫折。失意の中で纏った父の形見の大島紬が着物の道へ導き、新たな夢を描かせてくれたこと等、自らの経験を失敗談を交えながらお伝えし
「『こうなりたい』という夢を見つけたら、実現できるまで熱くなり続けることが大切。持って生まれた能力の差はなく、思いを持続できるかどうかで未来が変わる。ぜひ皆さんも夢を追い続けてほしい」
と、後輩たちへ熱いエールを送ってまいりました。

2017/10/28  藍田正雄先生を偲ぶ会を開催いたしました。 new

(左から:店主・泉二、田中敦子さん、藍田愛郎さん、菊池宏美さん、二代目・啓太)

2017年10月27日(金)から29日(日)まで、銀座もとじにて「藍田正雄先生を偲ぶ会」を開催。

28日(土)は藍田正雄さんの愛弟子、藍田愛郎さんと菊池宏美さん、親交のあった工芸ライターの田中敦子さんをお迎えして語らいの会を行いました。

まず最初に、藍田正雄先生がこれまで受賞された数々のご功績や、今まで弊社で開催した個展催事のご紹介。

その後は、藍田愛郎さん、菊池宏美さん、田中敦子さんにご挨拶をいただき、藍田先生との思い出を語っていただきました。

藍田正雄先生のもとへ弟子入りするきっかけや修業時代の思い出の数々を、涙あり笑顔ありで語っていただき、最後には藍田正雄先生との思い出の詰まった宝物をご紹介して頂きました。

語らいの会を終えて、ご参加頂いたみなさまには店内に飾られた藍田正雄先生の江戸小紋を手に取って、身に纏って、先生の手仕事の素晴らしさを感じていただきました、素敵な笑顔と共に藍田正雄先生とご参加いただいたみなさまの想いが繋がった、心に残る催事となりました。

2017/10/8  湯本エリ子さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二、湯本エリ子さん)

2017年10月6日(金)から9日(月・祝)まで、銀座もとじにて「友禅・湯本エリ子展」を開催。

8日(日)は湯本エリ子さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

ぎゃらりートークの前半では、友禅染めで日本工芸会正会員でいらっしゃったお父様の跡を継がず山科春宣氏に師事されてから独立されるまでの、15年にわたるお弟子時代のエピソードをお話いただきました。

後半では、展示している作品ひとつひとつのこだわりや特徴を丁寧にご説明いただき、ご参加頂いたみなさまからは感嘆の声が漏れるほど。ぎゃらりートーク終了後には、湯本エリ子さんの朗らかなお人柄に吸い寄せられ楽しくお話しをされる和やかなひと時となりました。

2017/9/23  プラチナボーイ展・ぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二、大日本蚕糸会・副会頭 安藤俊幸さん)

2017年9月22日(金)から24日(日)まで、銀座もとじにて「あなたのプラチナボーイ展」を開催。
23日(土)は大日本蚕糸会、副会頭の安藤俊幸さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

前半では安藤俊幸さんより、日本の蚕糸業の歴史、日本の養蚕業・製糸業の現状、プラチナボーイの特性をお話しいただき、後半は店主・泉二と二代目・啓太を交えて、12年前に夢の蚕品種「プラチナボーイ」を託されてから現在に至るまで奮闘してきたエピソードや、未来へ向けての取組み「プラチナボーイ物語」などについてお話をさせていただきました。

2017/9/19  大島紬店にプラチナボーイ「蚕」が再びやってきました!【催事終了】

(左から:石川浩さん、二代目・啓太)

本日、茨城県の養蚕農家の石川浩さんより、プラチナボーイの蚕と新鮮な桑の葉が届きました。

銀座もとじ大島紬店では9月24日(日)までの数日間、 店内を"蚕の館"にして、届いた蚕を繭になるまで丁寧に育てていきます。

着物の原点である蚕に実際に触れていただきたいという思いからスタートしたこの催しでは、 実際に桑の葉を蚕に食べさせたり、手にのせてじっくり観察することができます。

開催初日の本日は、たくさんのお客様にご来店いただき、 お婆様に繭から着物を作っていただいた思い出のお話を伺ったり、 生まれて初めて見る蚕にキラキラと目を輝かせた笑顔を頂きました。

蚕を手に取ってご覧になるような機会はなかなかないかと思います。
是非、立ち寄りくださいませ。


▽プラチナボーイについて
http://www.motoji.co.jp/original/PlatinumBoy.htm

▽オンラインショップ「あなたのプラチナボーイ展」コーナーはこちら
http://onlineshop.motoji.co.jp/onlineshop/products/list.php?category_id=6

2017/09/16 銀座もとじ 大島紬リニューアルオープン記念トーク会を開催いたしました。

(左から:店主・泉二、織り手・清田 寛子、前田豊成社長)

2017年9月1日(金)から18日(月・祝)まで、銀座もとじにて「大島紬展」を開催。

16日(土)は前田紬工芸・前田豊成社長をお迎えし、店主・泉二と銀座生まれの大島紬の織り手・清田寛子の3名で、「大島紬の復活と可能性」というテーマでのぎゃらりートークを行いました。

約6年前の2012年2月25日、「銀座もとじ大島紬」は国内初の大島紬専門店として、「オリジナル大島紬」「銀座もとじセレクト大島紬」「伝統を守った大島紬」を3本柱として、奄美大島の歴史や風土、大島紬の歴史的背景などとともに、作品を発表できる場としてオープンしました。

そしてこのたび、店主・泉二の夢の一つ、大島紬の店内に奄美の織機を入れて織り上げる「銀座生まれの大島紬」の制作が実現しました。

今回のぎゃらりートークでは、店主・泉二が奄美大島で織り手・清田をスカウトする話から始まり、清田が織り手に夢焦がれる幼少期から、奄美大島で織り手として歩み始め、銀座もとじで機を織るに至るまでのエピソードをお話しさせていただきました。

店主・泉二の同郷の仲であり、清田の親方にあたる前田豊成社長は、穏やかな気候の奄美大島の空気をまとったような人柄。優しく明るい声と雰囲気で会場に和やかな笑顔の花を咲かせてくださいました。

今では伝統柄として有名な龍郷柄も、一時期は作り手の減少で、歴史の記憶にのみ存在する柄になりゆくところでした。その危機が、店主・泉二と前田豊成社長の思いと行動によって回避されて息を吹き返し、この数十年で多くの方々の装いに華を添えさせていただきました。

店主・泉二の「作り手を笑顔にしたい」という思いと、その思いに応えた前田豊成社長。そして、お客様と作り手の架け橋として銀座で機を織る清田の3名による、思いが溢れるぎゃらりートークになり、 ご参加頂いたみなさまからも感動のお言葉を頂きました。

2017/09/08 久保原由佳理さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二、久保原由佳理さん)

2017年9月8日(金)から10日(日)まで、銀座もとじにて「久保原由佳理展」を開催。 9日(土)は久保原由佳理さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

染織へ興味を持たれたきっかけや、師である本郷孝文さんや柳悦博さん・宗さんとの出会いと修行時代について、独立されてからの道のりなどを、工房や製作工程の写真をまじえながらお話しいただきました。

今回の催事では全作品「プラチナボーイ」で制作いただき、 また、久保原由佳理さんが手がけた天蚕糸のみで織りあげたお着物もご紹介させていただきました。

銀座もとじでは2009年以降、山形県の白鷹町より天蚕の繭を仕入れさせていただいております。 一年かけても着物一反分にも満たないほどしか生産されない希少な糸の織り手として、銀座もとじでは久保原由佳理さんにお願いをしています。

久保原さんが織られる着物や帯には、独特のふっくらとした色彩感覚とやわらかな生地の風合いがあり、召す人の肌にもその空気感がすっと溶け込む染織物です。

松本の自然とあたたかな人柄がたっぷりとそそぎこまれた、ぬくもりを伝える久保原由佳理さんの作品。 ご参加頂いたみなさまに楽しんで頂いたひと時となりました。

2017/08/19 仁平幸春さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二、仁平幸春さん、二代目・啓太)

2017年8月18日(金)から20日(日)まで、銀座もとじにて「仁平幸春展」を開催。 19日(土)は仁平幸春さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

5回目となる今回のぎゃらりートークのテーマは、仁平幸春さんの作品全体の作風について。

仁平幸春さんといえば、繊細な糸目友禅による更紗模様やレース模様から、陰影豊かなロウケツ染、大胆な染め分けまで手法もデザインも多岐にわたり、一人の中に何人の作家がいるのだろうと思わせる発想の豊かさに驚かされます。

その作風はどのようにして生まれるのか。
作家として作品やお客様へどう向き合ていいらっしゃるか、その姿勢について熱くて濃厚な内容をお話しいただいきました。

「作品は作家ひとりのものではなく、作家とお客様の間で生まれるもの。お客様の喜ぶ姿なくしては作品は生まれない」

このような想いがあって初めて作品との対話が生まれるという言葉に、お客様も真剣な眼差しで聞き入っていらっしゃいました。

遡ること、仁平さんと店主・泉二の出会いは18年前。
泰明小学校で行われる柳染め課外授業でご協力いただいたりなど、銀座もとじとは長い年月を共に歩まれてきました。

そして、2017年には東京・板橋区に工房を移転し、若手作家が独立後も困らないような工房づくりなど、次代を担う作家の育成にも力を入れていらっしゃいます。

昔も今も周囲を想い、精力的に作家活動に取り組む仁平幸春さん。
ぎゃらりートーク後はお客様ひとりひとりとお話され、笑顔が溢れる一日となりました。

仁平幸春さんの工房レポートはこちら

泉二のひとくち対談はこちら

オンラインショップ「仁平幸春展」コーナーはこちら

2017/08/06 今年も 「ゆかたで銀ぶら」が開催されました。


銀座の夏の風物詩「ゆかたで銀ぶら」が今年も大盛況のうちに幕を下ろしました。
午後2時半、銀座通りでは太鼓の合図とともに一斉に打ち水が行なわれ、 歩行者天国の通りには氷の彫刻が涼を演出。 銀座茶屋や風鈴絵付け体験コーナー、ゆかた写真館なども登場し、 色とりどりの浴衣に身を包んだ皆さまが「和のおもてなし」を楽しんでいらっしゃいました。

また今年は、銀座の柳染体験授業でも20年来のおつきあいのある泰明小学校にて「大銀座盆踊り」も企画され、早くも新名物との呼び声も。銀実会実行委員でもある二代目・啓太は、クリエイティブディレクター・河原シンスケさんデザインの浴衣で銀座の街を奔走しました。

NHKワールド(海外版)にて、店主 泉二の密着取材を放映頂きました。

この度、NHKワールド(海外版)「TOKYO FASHION EXPRESS」の番組内にて店主 泉二の密着取材を放映頂きました。

お蔭様で国内外から大変多くの反響を頂いております。
お忙しい中にも関わらずご視聴頂きまして誠にありがとうございました。

約1カ月半に渡り密着頂き「銀座もとじ」の取り組み、プラチナボーイについて取り上げて頂きました。このような形で全世界に向けてご紹介頂きましたのも、これまで名もなき時代から応援してくださり、ご支援くださった皆さまのお蔭あってのことだと思っております。本当にありがとうございます。

そして今回、撮影・取材にご協力頂きましたお客様、各ご関係先の皆さま、制作・密着くださいましたNHKワールドのスタッフの皆さま、お忙しい中にも関わらず、多大なるご協力を頂き本当にありがとうございました。

この場をお借りしまして、皆さまに心より厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。

またこれからも常に初心を忘れず、皆さまの笑顔の為に精進してまいります。
今後ともお力添えの程何卒よろしくお願い致します。

なお、番組の内容はこちらのWEB動画からご覧になれます。
▼NHKワールド(海外版) 「TOKYO FASHION EXPRESS」
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/tokyofashion/20170724/
※英語版のみ。
※8/7までの公開。

2017/07/29 銀河万丈さん朗読会 〜夏の夕涼みの会〜 を開催しました。

写真左から店主 泉二弘明、銀河万丈さん

都内が突然の雨に見舞われた29日の夜、閉店後の店内で夏の夕涼みの会を開催。「開運!なんでも鑑定団」のナレーターや、声優としてもご活躍の銀河万丈さんのお話を鈴木葉子さんのバイオリン演奏とともに楽しむという、大変贅沢な時間を過ごしました。

今回の作品は、藤沢周平作「禍福」。
老舗糸屋への婿入りの縁談を断わり水茶屋の女と一緒になったことを不運と思い続けてきた主人公。過去を悔やみ人と比べて幸不幸をはかる日々が、あることをきっかけに変化して・・・

ほっと心が温まるエンディングに緊張がほどけ、会場が盛大な拍手で包まれた後は、アルコールと軽食が運び込まれて大人同士の歓談の時間。この日だけは夜の銀座に煌々と店の灯りがともり、時を忘れて楽しんでいただきました。

2017/07/16 「産地の学校」特別講義を開催しました。

繊維産地に携わる人材の育成・マッチングやプロジェクト支援を通じて、繊維産地の課題解決・活性の取り組みをおこなわれている「産地の学校」で二代目・啓太が講師として特別授業を開催しました。
「産地の学校」は繊維産地についての理解を深めるカリキュラムを、週末授業というかたちで30代前後の若い世代を中心に開催しています。

今回のカリキュラムでは、自身の着物業界に携わったきっかけや、産地の現状、銀座もとじの取り組みについて90分の講義をさせて頂きました。
未来を担う世代へ向けてのメッセージに真剣に耳を傾けている受講生の様子もあり、とても熱い授業となりました。

産地の学校HP:
http://sanchinogacco.com/

2017/06/24 「MEN´s EX 8月号」 二代目・啓太が登場します!

7月6日発売の雑誌「MEN´s EX」にて、二代目・啓太がイラストレータ・ソリマチアキラさんと「和塾」の理事長・田中康嗣さんと東京散策をしながら、 夏きものの魅力をシーン別にご紹介させていただきました。

今回、特別にその撮影風景を一足先にご紹介。

発売日は7月6日(木)です!
ぜひ、ご覧くださいませ。

2017/06/24 澤田麻衣子さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二、澤田麻衣子さん)

2017年6月23日(金)から25日(日)まで、銀座もとじにて「型絵染 澤田麻衣子 初個展」を開催。
24日(土)は澤田麻衣子さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

2015年、「きものSalon」と「銀座もとじ」が選ぶ染織大賞で、「銀座大賞」を受賞した澤田麻衣子さん。
2017年4月に20年間勤めた京紅型の工房から独立し、5月の第51回日本伝統工芸染織展では初出展と同時に初入選という快挙を成し遂げられ、今回の初個展を迎えられました。

今回のぎゃらりートークでは、澤田麻衣子さんが大学時代に型絵染に出会ったお話や、京紅型の工房で積まれた経験をお話しいただき、
後半は型絵染で使う型紙や道具、工房での制作風景をご覧いただきながら、ものづくりへの想いをお話しいただきました。

澤田麻衣子さんの作品の特徴は、白場を活かすこと。
お召しになったときに全体のバランスが美しくなるよう、お客様の着姿を想い描きながら制作をされています。その想いを澤田麻衣子さんは“赤い糸”と呼ばれています。

澤田麻衣子さんの夢が叶い、ぎゃらりー泉の扉が開いたこの日のぎゃらりートークでは、まるで赤い糸が結ばれたように、お客様と澤田麻衣子さんと銀座もとじの幸せな出会いが生まれました。

2017/06/13 第20回 泰明小学校「柳染め課外授業」ビデオ通話でつながる銀座と奄美大島と染色体験

(中央:二代目啓太)

地域貢献活動の一環として、命の大切さとものづくりの楽しさを伝える授業、泰明小学校 5年生(57名)を対象に「柳染め課外授業」(全3回)の3回目では、ビデオ通話交流とハンカチ・反物の染色を行いました。

今回初めての試みとなる、銀座の泰明小学校と奄美大島の大勝小学校をつないだビデオ通話では、スクリーン上に両校の子どもたちが映し出された瞬間、会場全体が繋がる喜びでとても活気づいた雰囲気になりました。

ビデオ通話終了後には、奄美から送られた大島紬の泥染めで用いる泥や、1回目の「柳の剪定」で子どもたちが校内に生える柳から集めて作った染料にハンカチを浸けて絞り染めをおこなったり、"宇宙"というテーマで、それぞれの思う宇宙を反物に描く染色体験をおこないました。

記念すべき20回目となる「柳染め課外授業」では、泰明小学校の子ども達の笑顔だけでなく、大勝小学校の子どもたちにも笑顔の輪が広がり、新たな1ページとなりました。
ご協力をいただきました皆様に、改めて感謝を申し上げます。

なお、今回は読売新聞社、東京新聞社、奄美新聞社、南海日日新聞社の新聞社様のから取材をいただいています。
メディア掲載の詳しい内容は、各社発刊後にご紹介させていただく予定です。

2017/05/28 海老ケ瀬順子さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:二代目啓太、海老ケ瀬順子さん、外舘和子さん)

2017年5月26日(金)から28日(日)まで、銀座もとじにて「浮き立つ文様の詩情 海老ケ瀬順子の穀織」展を開催。 28日(日)は海老ケ瀬順子さんと工芸評論家・工芸史家の外舘和子さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

穀織は、空気をはらむ極上の夏衣とされ、息をのむほどの透明感があり、光を帯びた草木染の糸がきらきらとしているといった特徴があります。

女子美術短期大学の服飾科を卒業され、民藝協会の紬織工房を持つお寺である富山県・光徳寺に入門された経緯や、人間国宝の北村武資さんに師事されていた修行時代。そして、海老ケ瀬順子さんと穀織との出会いについて、ぎゃらりートークの前半はお話をされました。

後半は、海老ケ瀬順子さんの工房のお写真を見ながら、どのように穀織がつくられるのかという制作や工房のこだわりについてを伺い、作品にかける想いを知ることができました。

そしてこの日の海老ケ瀬順子さんの装いは、なんと長着・羽織・帯まで自ら手がけられたもの。中でも穀織の羽織は、ご主人から誕生日に贈られたバラで染め上げた特別なものだと仰います。感動秘話まで披露いただき、ご参加されたみなさまに楽しんで頂いたひと時となりました。

2017/05/23 第20回 泰明小学校「柳染め課外授業」初回 柳の剪定授業を行いました。

地域貢献活動の一環として、命の大切さとものづくりの楽しさを伝える授業、泰明小学校 5年生(57名)を対象に「柳染め課外授業」(全3回)初回の柳の剪定授業を行いました。

1998年にご縁が繋がり始めさせて頂いたこの活動は、お蔭様で今年20回目を迎えることとなりました。このような活動を20年間続けてこられましたのは、これまで多大なご協力をくださった泰明小学校の皆さま、地域の皆さま、地元奄美大島の皆さまのお力添えがあったからこそです。そして私達は毎年、子ども達とのふれあいを通して“初心に立ち返ること”“素直な心”を学ばせて頂いております。
あらためてこの20年を振り返り、このような機会を与えて頂けることに心より感謝致します。ありがとうございます。

今年は、20回目の記念ということで、特別な授業を企画いたしました。
数年前に柳の剪定をさせて頂いた次の日に、銀座の柳の木を地元奄美大島の大勝小学校の校庭に挿し木を致しました。そして、「いつか、この柳を通じて銀座と奄美大島の交流ができたら」と思ってきました。柳と泥で繋がり続けたご縁で、ついに20回目の今年、初めて銀座の泰明小学校と奄美大島の大勝小学校の子ども達がスカイプで交流を図ることになりました。
“柳と泥で一つに繋がる”
この20回目を通じて子ども達の笑顔の輪が広がることを願っております。

2017/05/20 千葉商科大学「CUC中小企業マネジメントスクール」にて店主・泉二が「夢の実現」について講演

2017年5月20日、千葉商科大学にて「CUC中小企業マネジメントスクール」が開講され、 その第1回の講演者として店主・泉二が「夢の実現」をテーマに講演させていただきました。

創業38年、これまでの歩みと“業界の常識は一般の非常識”として挑戦し続けている経営戦略、 新しい時代のきもの店としての在り方、1本の糸から人と人を結ぶ架け橋であり続けるための銀座もとじの 役割について、店主・泉二の経験を通じて、夢の実現のために学び得てきたことをお話させていただきました。

今回は、30〜60代の中小企業の経営者や幹部社員の方々がご参加くださり、 自身の経験と重ね合わせたという共感の声や、きものを纏う自分の姿を想像し、 きものに関心をもったという喜ばしい声を数多くいただき、貴重な機会を戴きましたことに、改めて感謝申し上げます。

扱う対象は違えど、製造元やお客様のために努力する姿勢は同じ。ご参加くださった方々との交流を通し、同行したスタッフ達も、日々の自分の姿を振り返る良い機会となりました。

2017/05/14 松原伸生さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(左から:店主・泉二、外舘和子さん、松原伸生さん)

2017年5月12日(金)から14日(日)まで、銀座もとじにて「藍と白による文様の再発見 松原伸生の長板中形」を開催。
14日(日)は松原伸生さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

江戸時代以来、浴衣の模様として発達した型染技法である長板中形。 藍と白のコントラストで生まれる世界観についてご紹介いただきました。

松原伸生さんは長板中形の仕事を手掛ける家系に生まれました。

祖父である松原定吉さんは、江戸時代より分業化された長板中形を、自ら糊を置き、自前の藍甕で浸染までおこなうことで、長板中形を染色品として完成させるまでに至り、重要無形文化財保持者に認定されました。

そして、松原伸生さんも2017年、千葉県指定の無形文化財保持者に認定され、 21世紀の長板中形の展開を牽引していくひとりとして大いに期待されています。

長板中形を代々受け継ぐ家系に生まれた幼少期からの物語や、歴史的な文様の中に現代性を再発見し、今日的なかたちで甦らせる松原伸生さんのお仕事について、楽しんで頂いたひと時となりました。

2017/04/22 赤崩草木染研究所 40周年記念パーティー 〜山岸幸一先生 ご家族を囲んで〜を開催いたしました。

2017年4月22日、日比谷公園内・松本楼にて「赤崩草木染研究所 40周年記念パーティー 〜山岸幸一先生 ご家族を囲んで〜」を行いました。
山岸先生、奥さま、ご子息の大典さんの3名をお迎えし、山岸幸一先生の作品とご縁があったお客様、長年に渡って先生を支えたこられた関係者の方々で40周年をお祝いさせて頂きました。

ドレスコードは「山岸幸一」作品。
山岸幸一先生のおきもの・帯をお召しになったお客様が約80名、松本楼にて先生とご家族を囲みました。会場全体がまるで草木染の花が咲いたかのように、素敵な着姿と笑顔がきらきらと輝く和やかな時間が流れました。

今回は、着席形式でお食事をお召しあがりになる会食パーティー。
お食事を楽しみながら、お客様同士が交流し合えたり、山岸幸一先生のお仕事風景や過去の思い出の映像を見ながら、山岸幸一先生のおきもの一色のパーティーを楽しんで頂きました。

山岸幸一先生が織られる着物の魅力の一つに、自然光の中で色めく鮮やかな色彩と温もりがあります。4月の新緑に囲まれた松本楼の窓からは、やわらかな光が射し込み、お客様のおきもの・帯が華やいでいました。

山岸幸一先生と店主・泉二のお付き合いは、今年で22年を迎えます。特に今回は40周年記念を共に迎えることができたことに、共に熱のこもったご挨拶のお言葉が会場に響きました。

閉会後、松本楼前にあるパワースポットとして有名な樹齢400年の銀杏の樹の前で、お客様と山岸幸一先生がご一緒に記念撮影をしたりと、和気藹々としたひと時となりました。

2017/04/10 野口雅史さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

2017年4月7日(金)から9日(日)まで、銀座もとじにて「典雅な友禅の世界」を開催。9日(日)は東京友禅大松・野口雅史さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

江戸の頃より伝わる東京友禅。身にまとって美しい構図となるよう意匠を凝らした、現代の友禅の美の世界をご紹介いただきました。

野口雅史さんは、多摩美術大学在学中に日本画の大家である横山操、加山又造などの著名な方々に師事をされ、その日々の中で得た日本画の思想感など、現在の東京友禅に与えたさまざな経験についてお話しされました。

また、今回は特別に日頃はお目にかかれない製作段階ごとのサンプルをお持ちいただき、お集まりの皆様には、世界最高峰の染織技術を持つ友禅の製作工程について、目と手で触れて頂きました。

当日は、お着物を見ながらどのような意匠が凝らされているかを楽しんで頂いたひと時となりました。

2017/04/08 上野為二さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(写真左より 店主 泉二弘明、上野為二さん)

2017年4月7日(金)から9日(日)まで、銀座もとじにて「典雅な友禅の世界」を開催。8日(土)は京友禅・上野為二さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

四季の美を一枚のきものへ華やかに映す京友禅。古典柄の雅で麗しい世界の匠の技は、上野家の象徴ともいうべき松をご覧いただくとその繊細さに頷かれることでしょう。

明日9日(日)は10:00〜11:00にかけて東京友禅・大松の野口雅史さんをお迎えしてぎゃらりートークをおこないます。

東西の友禅である京友禅と東京友禅が一堂に会するこのような機会はなかなかございません。

是非、野口雅史さんと作品に会いにお越しくださいませ。

2017/03/18 小倉淳史さんのぎゃらりートークを開催いたしました。

(写真左より 店主 泉二弘明、小倉淳史さん)

2017年3月17日(金)から19日(日)まで、銀座もとじにて「小倉淳史展 〜括る 染める 絵がく〜」を開催。18日(土)は小倉淳史先生をお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

本日の小倉先生の装いは、辻が花の五つ紋入りのお着物に、同じ紋が入った羽織とオリジナルの羽織紐。お洒落な小倉先生だからこその素敵な装いでした。

小倉淳史先生は、明日19日(日)は11時〜17時までご在廊くださいます。是非、小倉淳史先生と作品に会いにお越しくださいませ。いよいよ最終日です。

2017/03/11アテナリ「二十四節気の草花木」展にてデザイナー・角元弥子さんのぎゃらりーミニトーク会を開催いたしました

(写真左より 店主 泉二弘明、アテナリのデザイナー・角元弥子さん)

この度、「二十四節気の草花木」展開催につき、デザイナー・角元弥子(やすこ)さんをお迎えして「想像力からカタチへ」をテーマに、角元さん個人に焦点をあて、洋から和のジュエリー制作に至るまでのきっかけ、ものづくりのインスピレーションの源を伺いました。

「あてなり」という日本の古語がブランド名であり、枕草子「あてなるもの」の章を参考に「日常にひそむ、品のある美しさ」をコンセプトにものづくりに取り組む角元弥子さん。

ものづくりのスタートとは、「海外で日本の蒔絵の魅力に虜になったことがきっかけで、その技術の可能性を見出し今の人が身につけられる装身具を手掛けたいと願うようになったこと」だったそうです。「日本舞踊を習っていたこともあり、着物に触れる日々を過ごした幼少期、蒔絵に影響された中で美意識と技術を高めた」と仰います。

そして、素材を選ぶ際は工場に直接お邪魔してひとつひとつを選んでいるそうです。 その素材への探求は、時には海外の工場にまで及び、素材からデザインへの着想を行うことがほとんどだと言います。

角元さんが最も大切にされているインスピレーションとは、「ときめき」。 心のときめきを大事に、きものを身にまとう方をイメージして素材選びや素材の表情、 色彩を表現していらっしゃいます。

今催事では、自然の豊かな風情を感じられる装身具を展開しております。 やわらかで表情豊かな二十四節気の植物が表現された、水牛素材のかんざしをはじめ、漆塗りの帯留、羽織紐など、角元さんならではの表現と和の技術が凝縮して表現された「アテナリ」作品が並びます。

「二十四節気の草花木」展でのデザイナー在廊時間は、明日12日(日)11時〜18時までとなります。 ぜひこの機会に、“ときめき”の一点に出会いにいらっしゃいませんか。

2017/03/10 平成29年優良企業表彰式にて「しんきんゆめづくり大賞」を受賞

(東京ドームホテルにて受賞者代表挨拶をする店主 泉二弘明)

3月10日(金)、東京ドームホテルにて開催された「平成29年(第30回)優良企業表彰式」にて、銀座もとじが最優秀賞である「しんきんゆめづくり大賞」を受賞しました。

優良企業表彰式は、一般社団法人 東京都信用金庫協会、しんきん協議会連合会、東京事業経営者会の共催により開催される表彰式。「絶えず変化する経営環境の中で、創意工夫を重ね、力強く成長する企業」を表彰して広く紹介することにより、あらゆる企業の発展に寄与したいという目的で設けられた表彰制度です。 本年は対象企業約17,000社の中から56社が推薦され、さらに最高賞として「しんきんものづくり大賞」と「しんきんゆめづくり大賞」が各1社ずつ選ばれました。

今回、銀座もとじが「しんきんゆめづくり大賞」を受賞するに至った理由としては、 需要の縮小に苦しむ業界にありながら常識を打ち破り、男性用の着物、仕立代などを含む総額表示化、蚕からの新素材開発と製品化などを実行してきたこと等が講評として挙げられました。

このたびの受賞はお客様皆様のご支持なくしては成し得ないことであり、お客様と共にいただいた賞でございます。 これからもお客様へ着物を通じて「ゆめ」をご提供できるよう、笑顔あふれる店であり続けられるよう、一層の努力を重ねてまいります。

(こちらの表彰状は、銀座もとじ 和織に展示しております)

2017/02/25 山岸幸一さんのぎゃらりートークを行いました。

(写真左より、二代目 泉二啓太、外舘和子さん、山岸幸一さん、店主 泉二弘明)

2017年2月24日(金)から26日(日)まで、銀座もとじにて「40周年記念 志を織る−山岸幸一の紬織」展を開催。25日(土)は草木染織作家・山岸幸一さん、工芸評論家・工芸史家の外舘和子さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。
山岸幸一さんは、本日は18時まで、明日26日(日)は11時〜17時までご在廊くださいます。
是非山岸幸一さんと作品に会いにお越しくださいませ。いよいよ最終日です。

2017/02/20 二代目・啓太のコラムが「美しいキモノ2017年春号」で連載スタート!

2017年2月20日(月)発売の「美しいキモノ 2017年春号」より、二代目・啓太のコラムが連載開始となりました。

一年のほとんどをきもので過ごす二代目・啓太。日々のきものライフで感じたことや思ったことについて語っています。

記念すべき第1回目は、海外生活の中できものに目を向ける転機となった出来事を、エピソードを交えながら紹介しております。二代目として奮闘する日々がはじまるきっかけとなった今回のコラムをぜひご覧くださいませ。

2017/02/18 新たなる時代の幕開け 銀座もとじ 大島紬 開店5周年記念パーティーを開催いたしました。

2017年2月18日(土)、帝国ホテル 東京にて「銀座もとじ 大島紬 開店5周年記念パーティー」を開催いたしました。
当日は銀座もとじを日頃からご愛顧いただいているお客様や大島紬の作り手の方々、各界の著名人の方々を含め約350名にお集まりいただき、銀座もとじ大島紬店の開店5周年をお祝いいただきました。

今回のパーティーのドレスコードは「大島紬」。普段着として着用することが多い大島紬が、今宵は礼装となり、約350名が思い思いの大島紬を身に纏った風景は、まさに圧巻の一言。会場ではご来場なさった方々がお互いの大島紬について歓談なさり、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

当日は、ロバートキャンベル東京大学大学院教授や朝山毅奄美市長など銀座もとじに縁の深い方々からのご挨拶や、昨年開催した「あなたが選ぶ大島紬」展の人気投票で上位3位に選ばれた3作品(※)の表彰が行われたほか、奄美の黒糖焼酎を嗜みながら唄者の方々のパフォーマンスに酔いしれ、パーティー会場は奄美一色に。


▼第11回「あなたが選ぶ大島紬」展 人気投票 結果発表 http://www.motoji.co.jp/netshop/products/list.php?category_id=232


奄美大島出身の店主・泉二が、「大島紬の復活と可能性」を願い、誕生した大島紬専門店。
挨拶で「東京・銀座の店を奄美大島の文化の発信基地にしたい」と語りパーティーにご来場いただいた方々に感謝の気持ちをお伝えし、大島紬の新たなる時代の幕開けとなったパーティーは盛況の内に幕を閉じました。

2017/01/21 高橋寛さんのぎゃらりートークを行いました

(写真左より、高橋寛さん、外舘和子さん、店主 泉二弘明)

2016年1月20日(金)から22日(日)まで、銀座もとじにて「糊の点描と線描 - 高橋寛の友禅の粋」展を開催。21日(土)には友禅作家・高橋寛さん、工芸評論家・工芸史家の外舘和子さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。

人間国宝であり、友禅を芸術の域に高められた故・中村勝馬さんの最後のお弟子さんであった高橋寛さん。「勝馬さんから学んだことは?」との質問には「芸術家としての姿勢」だと回答され、技術以前の「美意識」を磨くことに重きを置いた修行期間を過ごされたと仰います。

外舘和子さんによれば、世界的に見ても糊防染によるここまで繊細な表現はないとのこと。日本の美意識が発達させてきた友禅を未来につないでいくためにも、高橋寛さんのさらなる活躍に期待がかかっている、高橋寛さんは「友禅のスターにならなければ」と力説されていました。

お集まりの皆様には特別に、高橋寛さんより資料としてお貸しいただいた非売品の訪問着2点(外舘和子さん著『中村勝馬と東京友禅の系譜』内でも紹介されている『宙(そら)』他)をご覧いただきました。

当日は高橋寛さんの記念すべき初個展を祝して、親交のある染織作家の方々が駆けつけてくださり、今まさに染織界をリードする豪華な顔ぶれが並ぶ中での高揚感に包まれた一時間となりました。

2017/01/17 「銀座もとじの革新」 一橋大学 商学部にて特別講義を行いました。

この度、一橋大学商学部の「流通システム」を題材とする授業の中で、「伝統産業の革新」という議題にて、代表 泉二弘明と二代目 啓太による講義をさせて頂きました。

銀座もとじの歩みから考え出された経営戦略と、プラチナボーイの開発から業界初の「男のきもの」専門店の開店に至るまで、そして大島紬の伝統の継承といった活動を元に、小売店業界の中での他社との差、具体的な事例をお話させて頂きました。 後継者不足、衰退の一途を辿る着物業界の中で見えてきた銀座もとじの応えとは、「つくり手さんとお客様を結び、様々な形で社会貢献をしていくこと、そしてそれを継続すること」だと常に考えております。


文化・伝統の仕組みをどうビジネスに落とし込むか?という難しい課題を掲げた授業において、弊社の取り組みを題材にして頂きましたこと、若い世代の皆様、様々な業界の方々とのご縁に感謝しますと共に、我々の今後においても産業の改革者になるためにはどうあるべきかをあらためて考えさせられる良い機会となりました。

2017/01/15 文化学園服飾博物館「麻のきもの・絹のきもの」展 特別ぎゃらりートークを開催しました

写真左より、学芸員の吉村紅花さん、店主 泉二弘明

2017年1月15日、以前よりご縁の深い文化学園服飾博物館の学芸員・吉村紅花さんをお迎えしてぎゃらりートークを行いました。
古代より衣服の材料とされてきた麻と絹が、糸となり、織られて布となり、着物になるまでの工程やその歴史などをたどる「麻のきもの・絹のきもの」展。 ぎゃらりートークでは、展示会の見所、作品・資料にまつわるエピソードなどをスライドを用いてお話しいただきました。
一年で2反分の糸しか採れないといわれる「越後上布」の原料の芋(からむし)が育つ、 福島県昭和村の糸作り風景を収めた貴重な映像資料なども拝見させていただき、 知的好奇心を刺激される一時間でした。

▼「越後上布」はネットショップでもご紹介しております

▼「麻のきもの・絹のきもの」展についてはこちら(外部リンク)

2017/01/12 「次世代へのメッセージ」 明治学院大学にて特別講義を行いました

先日、代表 泉二弘明が明治学院大学の特別ゲスト講師として、「社会貢献とビジネスの両立」をテーマに 経済学部の生徒の皆様に講義を行わせていただきました。

奄美大島からの出発、挫折を経験した学生時代、再起をかけて着物の世界に挑み始めた20代、銀座に進出したこれまでの歩みを元に、ビジネスマンとしての心得だけでなく、 人としてどうあるべきか、その心構えと「夢の実現」について、身をもって経験した体験談を語りました。
そして後半では二代目 啓太が登壇。海外生活の中で、日本人としての誇りを実感したエピソードを交え、「日本を知り、伝えていくことが“真のグローバルな人間”である」という次世代へ向けてのエネルギッシュなメッセージを発信しました。


短い時間ではありましたが、真剣に耳を傾けメモを取っている生徒さん達の姿が印象的で、われわれにとっても大変貴重なとても熱い時間となりました。 これをきっかけに、よりグローバルな人材が育っていくことを心から願っております。