夢への挑戦

毎年銀座泰明小学校で
柳を使った草木染めを教えている
銀座に店を構えて四半世紀がたちました。銀座もとじが大切にしてきたもの。 それは「心」に他なりません。
お客様の心。つくり手の心。 そして、その心と心をつなぐ我々の心の在り方。
お客様が、何を望んでいらっしゃるのか。何に困っていらっしゃるのか。つくり手は、どんな想いで作品に取り組んでいるのか。常に、心に語りかける店でありたい、と思っております。
そして、モノを大切にする心。めまぐるしく推移する流行と、使い捨ての消費社会であった20世紀が去り、21世紀の今、環境に優しい、和の文化が見直されてきています。不易なるものの美しさ、尊さ。親子三代と謳われる「きもの」はその象徴ともいえます。
そんな価値観に共感する方たちが、「きもの」の魅力に目覚めはじめているようです。ブランドの洋服を楽しんだ方々が、今、ファッションの新しい選択肢の一つとして、きものを気軽に着こなし、楽しんでいらっしゃいます。
かつて、きものはモードでした。きもののモードとしての復権。これが、「銀座もとじ」の願いです。そして、きものを通して、皆さんと共にこの誇るべき和の文化を世界に発信したい。あくなき夢への挑戦は、今、始まったばかりです。
ビデオ版 ご挨拶

泉二弘明[モトジコウメイ]
1949年生まれ。(株)銀座もとじ代表取締役社長。
1979年に銀座に店舗をオープン以来、織の着物専門店「和織」、染めの着物専門店「和染」、和文化の発信基地「ぎゃらりー泉」など専門特化した店作りを行う。
2002年には業界初となる男の着物専門店「男のきもの」をオープン。
2008年2月、大阪梅田・阪急百貨店メンズ館に「男のきもの」大阪店を出店した。
15年前から、剪定された銀座の街路樹・柳を使った草木染「銀座の柳染め」に取り組み、10年ほど前から中央区にある泰明小学校で「銀座の柳染め」の課外授業を担当する。
2007年春からは、世界初となる雄だけの蚕品種“プラチナボーイ”から作られた着物の生産と販売を行うなど、「糸からのこだわり」を新たなスローガンに新しい時代の新しい着物店づくりに取り組んでいる。
著書に「男のきもの人生、始めませんか」リヨン社(2003年)、監修として別冊家庭画報「銀座もとじの男のきもの(今日からきものが着られる着付けDVD付き)」世界文化社(2005年)、「きものまるわかりBOOK」淡交社(2007年)、関連書に「天の虫天の糸」 ラトルズ(2007年)がある。
